台風が通り過ぎて、久しぶりに雨のない天気になりました。
9月も下旬に入りましたが、日差しは強くてまだまだ日中は暑いですね。
今日は「中秋の名月」で、「満月」ですが、昨晩のニュースが「あいにくの悪天候になる。」と言っていましたので、天気の良かった昨晩のうちに、家族総出でお月見をしました。
お月見なんて久しぶりでしたが、とても月がキレイでした。
急に思いついたお月見だったので、お団子はありませんでした。
なので、今日は「雪見だいふく」で、形だけのお月見をする予定です。
少しでもお月様が見えると良いなと思っています。
ブルーベリーの夏季剪定
暑さも少し和らいで来たので、ブルーベリーの枝を剪定しました。
毎年、収穫が終了した8月下旬から9月上旬にかけて、旺盛に伸長して樹形を乱している「徒長枝」を切り返します。
切る部分は、
- 先端部分から3分の1くらいの位置で、外側の芽の上
です。
また、果実のついた先端の枯れ込みも剪定します。
今回は、ついでに株元から横に伸びた細い枝も切りました。
本来、
- 下垂枝と、株元から横に伸びた細い枝
- 弱々しい枝
は、葉が落ちた休眠期に剪定するらしいのですが、うっかり切ってしまいました。
あまりにも株がスッキリしすぎて、ちょっと切りすぎたかもしれません…。
ブルーベリーの挿し木(緑枝挿し)
ブルーベリーは、そのまま挿し木しても結構な確率で根付くので、剪定した枝は、いつも挿し木しています。
ブルーベリーは酸性土を好むので、今回はSeriaの「挿し木・挿し芽の土」と「ピートモス」を混ぜたものを使いました。
※用土は先にしっかり水に馴染ませておいてください。普通に水を掛けただけだと、ピートモスが水を弾いてしまいます。
- 剪定した枝(挿し穂)は、5cmくらいの長さに切り揃えます。(枝分かれしているところや、葉っぱが出ている付近に「成長点」という発根しやすい部分がありますので、そこで斜めに切ってやると発根しやすくなります。その場合は2を省きます。)
- 挿し穂の下部分を、よく切れるナイフで斜めに切ります。
- 葉が付いていれば、上の葉っぱを2枚残し、残りは取り除きます。
- 蒸散量を減らすため、残した葉っぱを長さ半分に切ります。(小さい葉っぱはそのままでOK)
- 「ネメデール」という発根・成長促進剤を混ぜた水につけておきます。
- 湿らせた用土に、挿し穂を垂直に指してやります。
- 半日陰に置いて、土が乾かないようにこまめに(毎日)水やりをします。
- 新芽が伸びてきて、発根が確認できたらたら、ポットに上げてやります。※新芽が伸びてきても、発根していない株もありますので、慌てず気長に待ってください。)
まとめ
今回、ブルーベリーの夏季剪定と緑枝挿しをしました。
あまり細い枝は、挿し穂としては適当ではありませんが、「根付くといいな。」と思ってダメ元で挿し木してみました。
挿し木で注意したいのは、
- 用土は、先に水に馴染ませておくこと。
- 成長点を意識して、挿し穂を取ること。
- 水を切らさないこと。
- 半日陰くらいのところに置くこと。
- 新芽が出ても、発根していない場合があるので、育苗ポット等であれば下から根が確認できるくらいになって、鉢上げして上げること。
- 最低3年くらいは、実をつけると株が弱るので、花芽がついたら手で落としてしまうこと。
くらいです。
私は、よく油断して水を切らして失敗します。
また、挿し穂にも個体差があるので、
- 新芽が出ている株を育苗ポットにあげようとして引き抜いてみたら、まだ発根していない株があった。
ということもありました。
でも、ブルーベリーはネメデールを使わなくても本当によく付くので、剪定のついでに株分けにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
株が増えるとたくさん楽しめるので、ますますブルーベリーが好きになると思いますよ。
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