今年も、母の日が近づいてきました。
毎日、家族のために朝早くから夜遅くまで働く奥さん、いつもありがとう。
本当に感謝しています。
今年の母の日は【5月9日】ですね。
そろそろ、プレゼントを考えなくてはとずっと思ってはいるのですが、まだ決まっていません。
毎年のことなので、「これは去年プレゼントしたしな〜。」とか、だんだんとプレゼントが決まらなくなりませんか?
もう来週ですので、そろそろ焦りが・・・。
ブルーベリーの挿し木
昨年は、ブルーベリーの鉢植えをプレゼントしました。
思っていたよりもずっとたくさんブルーベリーが採れて、とても喜んでもらえました。
今年もたくさん白くて可愛い花が咲いたので、実もたくさん出来ると良いなと期待しています。
昨年、実が終わった頃、翌年に向けた手入れを調べるためにブルーベリー栽培の本を図書館で借りてきました。
それには、『翌年に向けて、剪定が必要。』『剪定した枝を挿し木して、株を増やすことが出来る。』と書いてありました。
挿し木の方法
ブルーベリーの挿し木には、【休眠枝挿し】と【緑枝挿し】と呼ばれる方法があります。
休眠枝挿しが、冬の剪定で切り落とした枝を保存したものから挿し穂を作る方法、緑枝挿しが、挿し木直前に切り取った枝から挿し穂を作る方法です。
今回私が行ったのは、休眠枝挿しになります。
具体的な手順
- 枝を剪定する。
充実した徒長枝(幹や太い枝から上向きに勢いよく伸びた枝)を、剪定します。 - 枝を保管する。
切り取った枝を、濡らしたキッチンペーパーに包んで、ジップロックに入れて野菜室で保存します。 - 枝を切り分ける。
サクラの咲く時期に、保存していた枝を長さ10cm程くらいに切り分けます。
切り分けた挿し穂は、根っこに近い方を切れ味の良いナイフで斜めに切ります。 - 水を吸わせる。
準備した挿し穂は、切り口を乾燥させないようにすぐに水を吸わせます。
このとき、【メネデール】等の植物活力素を使うと、発根率が上がります。
- 挿し穂を挿す。
湿らせたピートモスに挿し穂を挿します。 - 挿し穂の管理。
挿し穂は、土が乾かないように、半日陰の場所に置き、土が乾かないようにこまめに霧吹きなどで水をやりましょう。
新芽が出て、新しい芽を伸ばし始めたら発根した目安となります。
新芽が出ても、根はまだ生えていませんので、焦って鉢上げしようとすると枯れてしまいます。
焦らずにじっくりと待ちましょう。
実践しました
ブルーベリーは酸性の土壌を好みますので、本ではピートモスと小粒の鹿沼土の混合土や、ピートモスだけの土が推奨されていましたが、私は育苗用の連結ポットにバーミキュライトを入れて、それに挿しました。
挿し穂は冬に剪定後、すぐにネメデール溶液に浸し、その後、連結ポットに挿し木しましたが、ほぼ全ての挿し穂に新芽が出ました。
You Tube動画を見ると、ブルーベリーは剪定後に水をあげてそのまま土壌に挿し木しても結構な確率で定着するようです。
失敗したのは、その後・・・。
新芽が出たからとすぐに鉢上げしようとしたところ、まだ発根しておらず、引き抜いたのが悪かったのか、数本が枯れてしまいました。
また、ちょっと水やりを忘れたために、さらに数本が枯れてしまいました。
そういった訳で、徒長枝から20本程度の挿し穂が採れましたが、今現在、新しい葉が出続けていいるのは10本程度です。
1株から10株が新しく採れるなら、十分かなと思っています。
注意点
挿し木で増えた株は、数年はつぼみ・花・実は全ての取り除き、木を大きくすることを最優先しましょう。
挿し木した場合、小さな木にもつぼみや花や実が出来るようですが、結実させると木本体に大きなダメージを受け、枯れる原因になるそうです。
翌年までの成長に合わせた鉢にその都度植え替え、酸性度を調整するなど心地よい環境を整えて、たくさんの実が出来る環境を整えて、ゆっくりと待ってあげましょう。
数年後、これらの株からたくさんのブルーベリーが取れる日が来ることを楽しみに待っています。
(挿し木で色々な植物を増やすことが出来ますが、園芸店の商品はもちろん、他人の家の植物から枝を取るのは犯罪ですので、絶対にしないようにしましょう。)
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