今年も確定申告の時期が来ました。
毎年のことでもう慣れたような気がしますが、やっぱり投資が絡んでくると難しいです。
実に奥が深い・・・。
特に今年は
- 総合課税と申告分離課税のどちらを選ぶのか
- 外国税額控除等
の2点でつまづいてしまいました。
『外国税額控除』というのが難しくて、証券会社のページや単語の意味について色々調べたんですが、全然分からない。
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どうしよう、もう税務署に行くしかないのか?
そう思っていたところに、救世主が現れました。
それがYouTuber『ナスビのマネー講座』さんです。
神動画来る!この動画で今年の確定申告はバッチリ!
この動画、神動画です。
スクショで完全に流れを抑えてあり、この動画1本見れば確定申告できます。
私は外国税額控除の
- 相手国での課税標準(円)
- 相手国での課税標準(外貨)
- 相手国での課税標準にかかる外国所得税額(外貨)
という項目に何を入力したら良いか分からなくてエラーが出たりしていたんですが、ナスビさんの動画を見たら一発で分かりました。
この外国税額控除は、
- 相手国での課税標準(円)は特定口座年間取引報告書に記載された金額
- 相手国での通貨単位(カナ)は空欄
- 相手国での課税標準(外貨)も空欄
- 相手国での課税標準にかかる外国所得税額(外貨)も空欄
を入力するらしいです。
重要なのは、上記2の『相手国での通貨単位(カナ)』を入力しないこと!
これを入力すると、上記3と4を入力しないとエラーになり、先に進めなくなります!
1の『課税標準』は2ページ目でも入力するのでメモしておきましょう。
総合課税と申告分離課税
どちらを選ぶとより良いのかは、それぞれの収入などで異なり一概には言えません。
でも、後から変えることができるので、とりあえず総合課税で申告書の作成を進めていきましょう。
- e-taxで申告書の作成を進めていくと、還付額が決まります。
- 『総合課税』の還付額をメモしておきましょう。
- ページを下にスクロールしていくと、『収入・所得金額を訂正する』とありますので、これをクリックします。
- 『選択された所得の入力』というページに戻るので、『株式を売った方、配当等を受け取った方』の項目の『上場株式等にかかる配当所得等』をクリックします。
- ページが切り替わり、配当所得の課税方法を選択できるようになるので、『申告分離課税』を選択します。
- ページを下にスクロールして『入力終了』をクリックし、切り替わるページの右下の『次へ』を3回クリックして先ほどの還付額が表示されるページまで進みます。
ここまですると、『申告分離課税』の場合の還付額が表示されるので、還付額をメモしておきましょう。
最後にもうひと頑張り
総合課税と申告分離課税は、住民税額が違います。
申告分離課税の住民税が5%なのに対し、総合課税の住民税は10%。
申告分離課税の場合、源泉徴収ありの特定口座なら、既に5%分の住民税を払っています。
ですが、総合課税の場合だとさらに5%分の住民税を払わないといけなくなります。
なので、
- 総合課税ー分離課税>年間取引報告書の住民税〜総合課税がお得
- 総合課税ー分離課税<年間取引報告書の住民税〜申告分離課税がお得
ということになります。
ただし、これはあくまでも概算とのこと。
どうすれば一番得なのかは、ご自分で調べて確認してくださいね。
注意点
今年の確定申告では、『定額減税』の記入欄があります。
色々な動画で注意喚起されているとおり、記入し忘れると定額減税が受けられなくなります。
絶対に入力し、最後の確認のPDFでも定額減税の欄に入力がされているかどうか、金額は合っているかどうかを確認してください!
e-taxだと、扶養親族に入力をすると自動的に計算・入力されるそうですが、確認は絶対にしておきましょう。
まとめ
今年の確定申告は本当に手こずりましたが、色々な方のおかげで今年もなんとか申告が完了しました。
『ふるさと納税』や『医療費控除』はかなり慣れてきたんですが、投資関連の入力は本当に難しい。
それでも、『源泉徴収票』と証券会社が作ってくれる『特定口座年間取引報告書』があればなんとかなります。
もし『世帯全員分の年間医療費が10万円を超えた』なら、確定申告にチャレンジしてみても良いと思います。
取り戻せる税金は取り戻し、経済的自由を目指しましょう。
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