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【日本株】損切りの大切さが腹おちしました

投資

この間、古本屋でどうにも気になった投資本がありました。

それが、2014年に明日香出版社から出版された

『朝13分で、毎日1万円儲ける株』

です。

著者紹介

著者の『藤本誠之』氏は、SBI証券投資調査部シニアマーケットアナリストです。

「相場の福の神」と呼ばれるマーケットアナリストで、2012年にはYahoo!株価予想勝率1位、39連勝の記録を残されています。

著作には、『朝13分で、毎日1万円儲ける株』等があります。

作品紹介

この本は、一言で言うと、

信用保証金50万円のデイトレードで、1日1万円儲ける方法

を教えてくれる本です。

『半歩先読みの思考術』や『日経新聞の読み方』、『ネット情報の深堀り術』、『チャートチェック法』等がとても分かりやすく書かれています。

損切りの大切さが腹落ちしました

この本には色々な投資の手法が書かれていますが、それよりも私に刺さったのは『損切りに対する考え方』。

色々な投資本や投資家の皆さんが『損切りの大切さ』について話しておられていて、自分も損切りの大切さは分かっていたつもりでした。

でも、「やっぱり株価はいつかは戻ってくるだろうから、損切りしなくても良いじゃないか」と思ってしまって、今もせっせと塩漬け株を作っています。

これに対し、藤本氏は損切りした時と持ち続けて反発を待った時をこう比較されています。

  • A 100万円ー0.5%=99万5,000円
    →0.5%下がった段階で損切りして、資金が99万5,000円になった。
    99万5,000円+1%=100万円4,950円
    →資金を再投資し、1%上がったところで利食った。
  • B 100万円ー10%=90万円
    →損切りを躊躇して資金が90万円になった。
    90万円+1%=90万9,000円
    →10%下がったところで反発を始めても、1%の値上がりでは資金は90.9%までしか回復しない。

出典:朝13分で、毎日1万円も受ける株 明日香出版社 藤本誠之著

このように『損切りを先延ばしにすると、痛手はどんどん大きくなってしまう』と言うのはまさにその通りですよね。

商船三井がまさに今そんな状況で、当日損切りしていたら5,000円くらいの損で済んだのに、損切りを躊躇していたらあっという間に10万円を超える損になってしまいました。

当日損切りして、反発するまで待って買い戻していたら、今頃数万円の含み益になっていますし、のんびりと保有することができたはずです。

しかも、資金が塩漬けになっている間に、何度も儲けるチャンスがあったのに、資金がないばっかりに指を咥えて見ているだけという状態でした。

しん
しん

これじゃあ、いくらチャンスがあってもお金持ちになることなんてできないですよね。

まとめ

今回は、『藤本誠之』氏の書かれた『朝13分で、毎日1万円儲ける株』から、損切りに関する考え方をご紹介させていただきました。

投資で資産を築かれた多くの方が言われているように、『損切り』というのはとても大切ですが、どうしても塩漬け株を作ってしまいがちです。

これはもはや、人としての本能と言えるでしょう。

その本能を制御することができる人が、投資で資産を築けるのかもしれませんね。

私もこれからは明確に損切りルールを作って、頑張って資産を増やしていきたいと思います。

この本は、他にも色々なデイトレに関する投資手法が書かれていますので、これからデイトレードを始めようと思われる方は、ぜひ読んでみてください。

まぁ、この本を読んだからといって、塩漬け銘柄を全て損切りできるほどの勇気は出ないので、株価を戻した銘柄をちょこちょことキャッシュに戻しているわけですけどね。(笑)

明日はまた月曜日、市場が開きますんで、明日も頑張ってトレードしていきましょう。

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