「自炊はコスパ最高の節約」と言う方もおられるほど、自炊というのは本当に節約になります。
コンビニのお弁当、外食って本当に高いですからね。
しかも、自分で作るということは自分好みの味付けにできる、何を使っているかが明白なので安心できるというような利点もあります。
自炊ができない理由としてよく言われるのが
- そんな時間はない
- 片付けが面倒臭い
- 食材をダメにしてしまい、かえって高くついた
ではないでしょうか。
でもポイントさえ抑えれば、実は料理って簡単なんです。
自炊を難しくしているのは、自分の思い込みです。
今回は、自炊のポイントについて書かせていただきます。
凝った料理を作らない
自炊を始める時やりがちなのが、凝った料理を作ること。
これをやると、無駄な調味料を買ってしまったり、普段使わないような食材を買ってしまってダメにしてしまったりします。
どうしてもキラキラした料理に憧れるという気持ちは分かりますが、まずはシンプルに
- トーストとスープ
- ご飯と味噌汁
のような、誰でも作れる基本の料理から始めましょう。
これはお弁当を作る場合も同じ。
市販のお弁当の様に「主菜・副菜・漬物・サラダ」が彩り良く入っているお弁当を目指すと、ほぼ確実に自弁を挫折します。
そんなキラキラしたお弁当より、1品豪華主義のお弁当の方が美味しかったりするものですよ。
作り置きしない
ご飯を大量に炊いて冷凍保存して食べる都度レンジでチン、週末におかずを大量に作って冷凍ストック、常備菜を何品も作り置きする。
そんな節約方法がよく言われますが、これって面倒くさいです。
それに、急な外食などのアクシデントがあって予定通りに常備菜を食べられなくて、せっかくの料理をダメにしてしまうかもしれません。
何より、せっかくの休みに大量の冷凍ストックを作るのは手間ですよね。
作り置きは食べ方にもテクニックが必要です。
作るのはその都度1食分もしくは＋αだけ。
これが料理をダメにしない秘訣です。
大容量を買わない
丸ごと買った方が安い・大容量パックがお得だからと、キャベツ1玉・大根1本などと丸ごと買いがちです。
でも、一人暮らしの自炊初心者の場合、丸ごと食材を買うとほぼ確実に腐らせてしまいます。
食材は少なめに買うことを心がけましょう。
肉や卵なら少なめのパック、魚は切り身、野菜は場合によってカット野菜や冷凍野菜を活用するのも良いでしょう。
私のおすすめは冷凍野菜の中でも、冷凍ほうれん草。
味噌汁の具にも、スープにも、おひたしや炒め物などオールマイティに使えて、しかも冷凍なので腐りません。
基本の料理をマスターする
ご飯を炊く、パンをトーストする。
これは誰でもできますよね。
ではこれに1品、汁物を付け加えましょう。
材料は、
- だしの素と水と野菜と基本の調味料
これだけです。
味噌汁の場合はお湯を沸かして
- だしの素、乾燥わかめ、味噌
を入れて混ぜれば完成です。
インスタントの味噌汁とほとんど変わらないですよね。
でも、自分で作るとインスタントの味噌汁よりも圧倒的に安いんですよ。
味噌漉しを使うと綺麗に味噌が溶けますが、箸やスプーンでもちょっと頑張れば溶けます。
もしとけ残りがあっても気にしない様にしましょう。
味噌を漉した残りの「みそっかす」も気にせずに飲んでしまいましょう。
どうしても気になるなら、みそっかすは「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを込めてさよならしましょう。
洋風スープならだしの素をコンソメに、中華スープならだしの素を鶏ガラスープに変えましょう。
その場合は、味付けは塩・胡椒が良いでしょう。
コンソメスープや中華スープならみそっかすは出ませんね。
おかずでグレードアップする
ここまできたら、せっかくなのでグレードアップしましょう。
- 市販の漬物や海苔、ふりかけを買う
- 卵料理（卵かけご飯、ゆで卵、目玉焼き）を作る
- サラダをつける
- ソーセージを茹でる
- 肉を炒める
どれも簡単ですよね。
ここまでしたら、立派な献立になったと思いませんか。
洗い物が面倒臭い
洗い物が面倒臭い。
これは正直、慣れるしかありません。
食洗機の導入をおすすめする方もおられるかもしれませんが、食洗機もあれはあれで面倒臭いものです。
キッチンにどかっと鎮座した食洗機って、邪魔くさいんですよね。
なので、私は断然その都度手洗いをおすすめします。
溜まる前に洗う、汚れたらすぐに拭く。
これを徹底すると洗い物は楽になります。
1つの解決策として、ワンプレートご飯にするという手があります。
ワンプレートだと、和食の一般的な食器であるお茶碗、汁椀、おかずのお皿、湯呑みを洗うよりも、圧倒的に洗い物が楽になります。
一人暮らしなら、おかずはフライパンから皿に移さないという方法もあります。
いずれの場合も、大事なのは食べたらすぐに洗うこと。
台所に洗い物を溜めてしまうのは絶対にNGです。
洗い物の食器が山の様になっている、そんな汚いキッチンで、また食事を作ろうと思わないですよね。
キッチンは常にピカピカに。
これが料理を続けるコツです。
ついでですが、三角コーナーや水切り用のネットは必要ありません。
普通のポリ袋に生ゴミは捨てて、その都度口を縛って生ゴミのゴミ箱に捨てましょう。
そうしたら、常にキッチンは衛生的。
みんな大嫌いなあのGの出現頻度も格段に下がります。
まとめ
今回は、食費の節約として自炊について書かせてもらいました。
冒頭にも書きましたが、自炊はコスパ最高の節約。
「副業」と呼ぶ方もおられます。
物価高の昨今、食費の節約は家計に大きな余裕を与えてくれます。
自炊を続けていれば、だんだんと料理が上手になってきて、料理が楽しくなってきます。
この記事をきっかけに、自炊を初めて下さったら嬉しいです。
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