なんで昔の人って、あんなに人形が好きなんでしょうね。
この間、内見に行った家の残置物にもありました。
我が家にも、売主さんの残置物の日本人形が7個もあります。
人形って処分するのがちょっと怖い。
「供養に出さないといけない」とか言いますよね。
でも、人形を供養してくれるお寺さんって、そうそう近所にはないですよね。
少なくとも我が家の近所にはありませんでした。
そんな訳で、私は倉庫の片隅にずっと7個もの日本人形を置き続けていました。
ガラスケースが破損しているものもあります。
ガラスケースは埃まみれで、触るのも本当に嫌。
「誰か貰ってくれる人いないかな〜」「メルカリで売れないかな〜」とか思っていました。
でも、メルカリにはたくさんの日本人形が出品されていて、全然売れていないんですよね。
きっとみんな同じ気持ちなんだろうなと。
綺麗に掃除して出品したところで、いつ売れることやら・・・。
やっと決心がつきました
そんな悶々とした日々を送っていたんですが、とうとう重い腰を上げて処分することにしました。
だって、人形もいつまでも倉庫の片隅に置かれ続けるのは嫌だと思うんですよ。
人形は人に愛でられてこそ。
それが叶わないなら、もういっそのこと処分して、天寿を全うさせてやった方がお互いに幸せなんじゃないかと思う訳です。
ということで、まずはガラスケースを分解。
ガラスって、意外と重いんですよね。
ビニール袋に入れると袋が破れて危険なので、新聞紙で包んでテープで止めました。
枠は木製のものとそうじゃないものがあるみたい。
ガラスが外れないものもあるので、ひとまず一緒にビニール袋に入れて、処分場の職員さんに判断してもらいましょう。
人形本体は段ボールへ。
たったこれだけのことなんですけど、すごく前に進んだ気がする。
倉庫の中が、広く、明るくなったみたい。
本当に多くの空間を無駄にしていたんだなぁと痛感。
やってみたら、こんなものかって感じです。
「ひょっとしたら、メルカリで売れてお金になるかも」なんて淡い期待をせずに、さっさと処分してしまえば良かったです。
また一つ持ち物が減って、ミニマルな暮らしに近づきました。
私は今後何があっても、日本人形は買いません。
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