今の政権になってから、どれだけ増税されたんでしょう。
しかもまだまだ増税しそう。
もう国民の生活はキツキツですよ。
良いことなんもない。
増税されたからといって生活が良くなる訳でもなく、税金は何に使われたのか良く分からない。
少なくとも、国民の生活を良くするために使われていないことだけは、感覚として分かりますけどね。
例えば、電気代が値上げになって、国民も企業も負担を強いられたのに、電力会社の経常利益が過去最大になって株価爆上げしてるじゃないですか。
じゃぁ、電気代上げる必要なかったじゃない?
おまけにそこに「税金」が投入されている。
なにそれ?
子供でもちょっと考えたら、おかしいことが分かりますよね。
政治家の汚職のニュースはあるけど、結局うやむやになったりするし。
結局「文書通信交通滞在費」問題も、名称を「調査研究広報滞在費」に変えて、うやむやにしてなかったことにしてるでしょ。
こんなことばっかりしているから、「政治家って信用ならないな」って思いますね。
でも、そんな政治家を選んだのは、国民の私たちなんですよね。
私たちがもっと賢くなって、きちんとした政治家を選べばこんなことは起こらないはず。
ということで「税金を払う奴はバカ!」という衝撃的なタイトルに興味が湧いて、本書を手に取りました。
ここが全てを物語っている
この本の「はじめに」にはこう書かれています。
今の日本で税金を払っても、全然、国や社会のためにはならない。
それどころか、税金を払えば払うほど国が悪くなっていく。どういうことかというと、今の日本の税制や財政は、矛盾の極地に行き着いていて、ごく一部のものだけが良い思いをし、大勢の人を苦しめるばかりのものになっている。
出典:ビジネス社 搾取され続けている日本人に告ぐ 税金を払う奴はバカ! 大村大次郎
この本、2014年に出版されているんですが、それから約10年が経ち、経済格差が広がり続けていることを考えると、確かに大村さんのおっしゃる通りな気がしますね。
サラリーマンの節税方策
- ふるさと納税
- 医療費控除
- 不動産投資
- サラリーマンの社内独立化
- 海外脱出
- 遺産相続のポイント
現実的なのは、「ふるさと納税」と「医療費控除」くらいかな?
おわりに
本書は、具体的に「こうすれば節税になる」というような必殺技的なことが書かれている訳ではありませんでした。
でも、日本の政治が富裕層や大企業優遇の政策を推し進めてきたんだろうということと、黙って為すがままにされていても良いことにはならないということはよく分かりました。
あとがきにはこんなことが書かれています。
本来、民主主義というのは、選挙で国民の意思を示すものである。
しかし、いいリーダーに投票しようにも、現在、この事態を本気で切り抜けようと考えているリーダーはほぼ皆無といえる。
だから、選挙で我々の意思を示すことはできないし、国を良くすることもできないのだ。出典:ビジネス社 搾取され続けている日本人に告ぐ 税金を払う奴はバカ! 大村大次郎
このあとがきには、本当に、100%同意ですね。
はっきりって、選挙がある度に「一体誰(どこ)に投票しろって言うんだ!」って思いますからね。ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
なんでこんな世の中になっちゃったんでしょうね・・・。
本気で海外脱出、考えようかな。
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