ミニマリストを目指して暮らしを整えている私ですが、家族全員が同じ価値観を共有している訳ではありません。
特にまだまだ捨てられないタイプの妻と、度々意見が衝突することに。
今回は「捨てられない妻」とのやり取りについて、ミニマリストの視点から書いてみたいと思います。
思い出の品は捨てづらい
子供が卒業した後の制服や子供が学校で作った工作など。
あなたの家にも、クローゼットや押入れの奥にひっそりと残っていませんか?
我が家にもたくさん残っています。
そういった思い出の品って、捨てづらいですよね。
子供と話し合い、処分してもよければ写真を撮ってから処分するという方法もあるようですが、時期を失してしまうと「今更写真を撮ってもな〜」みたいな気持ちになっちゃいます。
そうやってそのまま残ってしまうんですよね。
仕舞い込んで忘れる
先日、新婚時代に買った洋服ダンスの引き出しの底板が抜けてしまいました。
処分するつもりで中身を全出ししたところ、そこには信じられない光景が・・・。
- 卒業した娘の制服
- 長女が小学校の頃の剣道の道着
- 次女のサイズアウトした剣道の道着
- 書けなくなったマジック
一番目を疑ったのは、
- サイズアウトした息子の学生ズボン(新品)
引き出しに入れられたままサイズアウトされて一度も履かれることのなかったズボンって、どんな気持ちだったんでしょう。

妻は必ず予備を買いたがる性分なので、こういったケースが度々あります。
引き出しに入れておくと、存在を忘れてしまうのかな?
価値観の押し付けはNG
私の中では、「使わないもの=手放すべきもの」です。
そして、そもそもストックはできる限り少なくしておきたい。
引き出しの中で出番を永久に無くしてしまうようなことは絶対に避けたいし、不要なものを置いておくのは避けたいというのが本音です。
でも、ここで大切なのは「自分の価値観を押しつけないこと」だと気づきました。
ミニマリズムとは、ただモノを減らすことではなく、「自分にとって大切なものだけを選ぶ」こと。
引き出しの中で存在を忘れられた制服のようなことは慎むべきですが、家族にとって「大切なもの」なら、それは無理に捨てさせるべきではないのかもしれませんね。
まとめ
モノを減らすことにこだわりすぎて、大切な人の気持ちを傷つけてしまっては本末転倒。
ミニマリズムは、単なる片付け術ではなく、「どう生きたいか」を見つめ直す生き方そのものです。
もしあなたの身近にも「捨てられないものを抱えている人」がいたら、無理に捨てさせるのではなく、その物について一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
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