遡ること8年前、中古住宅を購入して引っ越したばかりの頃。
私が仕事で外出している間に、家に『NHKの訪問員』が来ました。
その訪問員が妻に言うには、
- お宅はケーブルテレビを契約されていますね。
- 線が引き込まれているから分かるんですよ。
- ケーブルテレビを契約している方は衛星放送も見られるから、衛星放送料金を支払わないといけません。
当時、子供も小さくてNHKの地上波は良く見ていたし、自宅の建っている場所はケーブルテレビを契約しないとテレビが映らない地域。
特に深く考えることもなく「そんなものか」と支払い手続きをしました。
それから8年、途中、支払い方法をクレジットカード払いにしたり、年払いにしたりして支払額をどうにか少なくしようと頑張ってきました。
しかし、このところ家計を含めた断捨離を始めたところ、
全く見ないこの衛星放送の受信料をどうにかしたい!
この思いは日に日に強くなるばかり。
NHK受信料
改めて、NHKの受信料を確認してみましょう。
ここでは一部をご紹介します。
詳しくはホームページで確認してください。(ホームページはこちら→)
地上契約(口座振替、クレジットカード等継続払いの場合)
- 2か月払額 2,450円
- 6か月前払額 7,015円
- 12か月前払額 13,650円
衛星契約
- 2か月払額 4,340円
- 6か月前払額 12,430円
- 12か月前払額 24,185円
出典:NHKホームページ
年間『10,535円』も違う!
NHK料金の断捨離を決意しました
この度、インターネット回線をケーブルインターネットからマネーフォワードの光回線に変更することにしました。
これに伴い、これまで頑強に「アニメを見るためにケーブルテレビを継続したい!」と主張していた妻を説得し、ケーブルテレビの契約自体を断捨離をすることにしました。
ケーブルテレビの契約自体がなくなれば、NHKの衛星放送も解約できますからね。
ケーブルテレビとNHKに解約を申し込み
ひとまずケーブルテレビに契約解除の申し込みをしました。
併せてケーブルインターネットの廃止に伴う工事も依頼します。
その後、NHKにケーブルテレビの解約をしたことを連絡して、衛星放送の受信料を廃止してくれと依頼しました。
お客様サービスの担当者から、「本当に設備がなくなるんですか?」と疑われましたが、ケーブルテレビの契約自体を解除するんだから、レンタルしている機器も撤去するに決まっているじゃないですか。
そう返事したら、渋々「手続きの書類を送ります」と言われました。
そもそも、見ている地上波の受信料を払わないとは言ってない。
見ることがないのに、設備があるだけで一方的に徴収されている衛星放送の受信料を払いたくないだけ。
そもそも、サブスクみたいに自分で視聴できるかどうかを選べるようにするべき。
設備があるだけで受信料を強制徴収されるなんて法律が間違っていると思うんですが、今でもこのNHKを巡る裁判って、NHK側が勝訴するんですよね。
変な国。
衛星放送受信料を払わない方法があった
ケーブルテレビに解約の申し込みをして数日、ケーブルテレビから電話がかかってきました。
「契約自体を解除すると、地上波も見られなくなりますがよろしいんですか?地上波を見るためにはアンテナを新設しないといけなくなりますが、大丈夫ですか?」とのこと。
地上波デジタルって、何もしなくても見れるんじゃないの?
勘違いしていました。
そこでケーブルの担当者さんが、解約の理由をお尋ねになったので、「NHKの衛星契約を解除したいから」と説明。
そうしたら、「衛星放送の他に、ケーブルテレビ独自のチャンネルとかをご覧になっていませんか?」と聞かれたので、「見てません」と答えました。
すると、意外すぎる回答が。
「それなら、衛星放送の受信契約を外してケーブルテレビの地上波契約を残すことができますよ。」
な、な、な、なんだってー!!!
ケーブルさんが言うには、『STB』とかいう機器に衛星放送を受信するための『BーCASカード?』が2枚入っているらしく、これを会社に返すと物理的に衛星放送が見られなくなるので、受信料を支払わなくてよくなるらしい。
くやしい〜!
今まで見ないチャンネルの受信料をいくら支払ったと思ってんだ!
(84,280円です)
無知って、本当に恐ろしいですね〜。
その無知につけこんで、十分な説明もせずに高い受信料契約をさせたNHKの訪問員にもちょっと恨みがありますけど、高い勉強代だったと思うことにします。
人の言うことは、きちんと自分で調べてから契約しないといけませんね。
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