高配当に目が眩んで保有し、無配になり株価が値下がりしても持ち続けていたウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)。
昨日、「米国株の配当金が入ってきたし、何か買い増ししようかな〜」くらいの軽い気持ちで保有銘柄を見ていたら、株価が表示されていないことに気がつきました。

ひょっとして上場廃止になった?
慌てて調べてみたら、
- 2025年8月に 上場廃止になってる〜‼︎: (((;”°;ω°;)):ガクガクガク
高配当に目が眩んで、財務状況をチェックしないとこんな末路を辿ることになります。
上場廃止の概要
WBAに何が起きたか、調べてみました。
- WBAは2025年3月にSycamore Partnersによる約100億ドルの公開買付け(ティッカーWBAを非公開化)に合意
- 株主投票(2025年7月11日)で合併案が承認、正式な買収と公開市場からの撤退が進められた
-
2025年8月28日(米国時間)にSycamore Partnersによる買収が完了、ナスダックから正式に上場廃止
買って放置していたので、こんなことが起きていたなんて全然知りませんでした。
知っていたら損切りしていたのにな〜。
やっぱり無配になった時に、潔く損切りするべきでした。_| ̄|○ ガクッ
今後、どうなるのか
Sycamore PartnersはWBAを非公開化するため、1株あたり現金11.45ドルで買収しました。
さらに、**VillageMD関連資産の将来的な収益に応じて最大3.00ドルを追加取得できる「divested asset proceeds(DAP)権利」**も付与されました。
WBAの株を保有している場合、多くの証券会社では自動的に現金や権利の処理が進められますので、自身の口座状況や証券会社からの連絡を待ちましょう。
アルゼンチン市場などのCEDEAR(預託証券)や、一部の外国証券を通じて保有している場合、現地の金融機関がどのように権利を処理するかで対応が異なります。
この場合は 証券会社に直接問い合わせましょう。
まとめ
今回は、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)の上場廃止について書かせてもらいました。
倒産した訳ではないので、一応ある程度のお金は戻ってくる予定ですが、ちゃんと損切りしなかったことで半値くらいになってしまいました。
どのくらいのマイナスになったか、今のところ分かりません。
米国株なので保有数が少なかったのが不幸中の幸いですが、一部をNISA口座で保有していたので、そっちは損益通算もできないので凹みます。
今後の手続きについてまとめると、
- 自動的に現金化されるので、売却手続きは不要
- 証券口座の「入出金履歴」を確認する
- 追加支払いがあるかどうかは、証券会社からの続報を待つ
- 為替手数料や課税(譲渡益課税、源泉徴収)に注意する
ということで、基本的に待つだけでOKです。
個別株はこういったリスクがあるということが、骨身にしみて良く分かりました。
インデックスファンドだったら、個別の企業が倒産したり上場廃止になってもファンドが自動的に調整してくれるので安心ですね。
今後は、個別株も少しずつ整理して、インデックスに乗り換えていきます。
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