魔法とモンスターが闊歩するファンタジーな世界が舞台となる作品が多い転生ものですが、この作品は信長や秀吉が活躍する日本の戦国時代が舞台。
しかも、主人公は信長や秀吉といった有名どころではなくて、『朽木基綱(くつきもとつな)』という武将に転生します。
朽木って誰?
LINEマンガよ、なぜこの作品を勧めてきた?
そんなところから始まった、このマンガとの出会い。
でも面白い。
魔法とモンスターによるレベル上げや、神様から与えられたチート能力がなくても、歴史と経済に関する知識があればそれだけでチート級ですよね。
地方の一領主が、歴史と経済に関する知識をフルに活かして、領土を豊かにしていきます。
作品紹介
この作品は、『コロナ・コミックス』から出版されている『小説家になろう』で歴史ジャンル年間1位を獲得した小説のコミカライズ版。
原作は『イスラーフィール』さん、キャラクター原案は『碧 風羽』さん、漫画は『もとむらえり』さんとなっています。
タイトルは『淡海乃海(あふみのうみ)』と読むみたいです。
『淡海』とは、現在の滋賀県にあたる旧国の名前らしい。
現在11巻まで出版されているみたいです。
第1巻は、『Kindle Unlimited』でも無料で読めるみたいですね。
あらすじ
主人公は、現在の滋賀県にあたる近江の小さな国の領主の息子として転生した日本のサラリーマン。
室町幕府の崩壊が始まったこの時期に生まれた、朽木基綱(幼名竹若丸)は、現代の知識を活かして関所を廃止し、市場を活性化させ、鉄砲を作らせて国を豊かにさせます。
これが面白くない近隣の領主たち。
あの手この手で朽木を乗っ取ろうと画策します。
しかし、そこは歴史の知識と、現代の営業で培った対人スキルを有する転生者の竹若丸。
若くたって、そんな領主たちには負けません。
時代や立場に翻弄されながら、自国の経済を回して国を豊かに強く。
戦国時代を舞台に、乱世を生き抜く竹若丸の活躍をご覧ください。
まとめ
日本が舞台の転生ものって、あまり見ないんで新鮮です。
この作品は、絵がとても綺麗で好みのタッチだったので馴染みやすかったです。
そういったところも、ポイント高いですね。
このマンガは、チート能力で無双する系ではなくて、戦略シュミレーション的な要素が多い感じで、この場面をどう乗り切るんだろうとワクワクさせられる作品になっています。
ファンタジーの世界も良いですが、日本の良さも再確認してみませんか?
コメント