今時、「宵越しの金は持たねぇ」みたいな人っていませんよね。
きっとみなさん、「お金を貯めたい」と思っているはず。
それなのに、「今月も貯金できなかった」と失望してしまう。
そんな経験、ありますよね。
私も昔はそうでした。
でも、今はお金が貯まる仕組みに気がついて、気がついたら預金口座に勝手にお金が貯まるようになったんです。
今回は、そんな「先取り貯金」の凄さについて書かせてもらいます。
先取り貯金とは?
先取り貯金とは、「給料をもらったら使う前に貯金してしまう方法」です。
あとは残ったお金で1ヶ月を過ごすだけです。
秘密も何もありません。
ただそれだけのこと。
めちゃくちゃ簡単ですよね。
そんなに簡単なのに、なぜかみんなやらないんです。
でも、その効果たるや絶大。
これだけで、驚くほど貯金が貯まりやすくなります。
気がついたら、預金口座に50万円とか100万円とかが勝手に貯まっているんで、私はそれをインデックス投資のスポット購入をしています。
先取り貯金がすごい理由
貯金を“後回し”にして生活費の口座に残しておくと、つい使ってしまいます。
みなさんも心当たりありますよね。
これは「支出は収入の額まで膨張する」という「パーキンソンの第二法則」として知られています。
なので、使う前に別の口座に移してしまって、なかったものとして扱うんです。
そうすると、不思議なものでそのお金をなかったものとして扱うことができるんです。
大事なのは仕組みづくり
人は「意思の力」で続けるのが苦手です。
どうしても楽がしたくなる生き物なんですね。
だから、銀行の自動振替を活用するんです。
お金が入ったその日に強制的に別の口座にお金を移すことで、「気づいたら貯まっていた」という状態が作れます。
お金の使い方が整う
残ったお金で生活するようになると、自然と支出の優先順位も明確になります。
「本当に必要なもの」と「なんとなくの浪費」が分かったり、「抑えるべきところ」が見えてきます。
そうなるとしめたもの。
支出を削減することもできて、どんどんお金が貯まりやすくなります。
どれくらい先取りすればいい?
目安は、「手取りの10〜20%程度」と言われます。
お金の名著『バビロンの大富豪』でも、「収入の1割を貯蓄せよ」と言われていますしね。
逆に、最初からあまり欲張ると、取り分けた口座からお金を引き出さないといけなくなってせっかくの仕組みが台無しになってしまいます。
最初は少額でもOKなので、「毎月決まったタイミングで先取りする習慣を作る」ことが大事です。
先取り貯金の実践ステップ
それでは、私が実際にどのように先取り貯金をしているかご説明しますね。
まず、私の職場は給料の振り込みを複数の口座に指定できるので、3つの口座に分けています。
3つの内訳は、
- 生活口座
- 家賃や水道料金など、地銀からでなければ引き落としできない支出用の口座
- 子供の学費が引き落とされる信用金庫の口座
です。
私の田舎暮らしなので、地銀や信用金庫からしか引き落とせないというものが結構あるんですよね。
でも、これは却ってチャンスでもあります。
引き落とせなかったら大変なお金なので、少し余裕を持って振り分けるようにしているので、その余剰分が自動的に貯まっていくんですよ。
そうしてまとまった金額になった頃に引き出すようにしています。
そのまま銀行預金に預けていても、金利はスズメの涙ですからね。
勤務先の都合で、地銀やメガバンク縛りというところもあると思います。
そういった場合は『住信SBIネット銀行』の自動振り込みサービスを利用すると良いでしょう。
まとめ
先取り貯金は、毎月の行動をちょっと変えるだけでお金が自動で貯まる魔法のような仕組みです。
一度仕組みを作ってしまえば、あとは“放っておいても貯まる”状態になります。
今月も後半にさしかかり、給料日が見えてきました。
給料日に、1万円だけ別口座に移してみましょう。
もしあなたの給料振り込み口座がネットバンクなら、銀行のATMに行かなくても振込はできます。
住信SBIネット銀行のように自動振り込みサービスがあったり、振込手数料も無料かもしれません。
大事なのは、とりあえずやってみることです。
今月の給料から、ぜひ先取り貯金を試してみてください。
本当にびっくりするほど、お金が自動的に貯まるようになりますよ。
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