保険を見直します
リベラルアーツ大学の動画で学んだ小金持ちチューニングの、
・ 平均よりもちょっと少ない支出
を目指して、固定費を見直すことにしました。
今回は、その中で、金額を把握していなかった
・ 保険料
の見直しについて、綴ります。
※ 今回の保険の見直しに際して、
・ リベラルアーツ大学の再生リスト『民間保険について』
にアップされていた、たくさんの動画を参考にさせて頂きました。
(両学長の動画で、いつも勉強させていただいています。ありがとうございます。)
これらの動画での両学長の考え方には、賛否両論があるようですが、私には学長の考え方が合ったということで、今回の見直しの参考にさせて頂きました。
結論から、先に書かせていただくと、
・ 保険を掛けすぎていた。
ということが分かり、
・ 月2万円の固定費を削減することが出来ました。
基本的な考え方
保険契約は、各家庭の事情や考え方が違いますので、完璧な正解と呼べるものはないと思います。
あくまでも、私の場合は、
・ 自宅購入時に、団体信用生命保険に加入しており、死亡時は住宅ローンが完済になる。
・ さらに、掛け捨て保険で、死亡・入院保障を確保している。
・ 日本は手厚い社会保障制度があり、遺族年金、高額医療費制度、休業手当等が整備されている。
・ 自動車保険の場合も、年式の古い中古車で十分と考えていて、こだわりが少ない。
という前提条件があり、両学長の、
・ 保険は最低限の保障にして、それ以外の人生が豊かになることにお金を使う。
に共感出来たということが、基本的な考え方になります。
契約の確認
まず、契約している保険の種類を調べてみたところ、
・ 火災保険 ・ 自動車保険 ・ 学資保険
・ 養老保険 ・ 終身保険 ・ 総合保険
・ 医療保険
の7種類と、結構な数の保険を契約していることが分かりました。
火災保険
真っ先に取り組んだのは、
・ 火災保険
です。
この火災保険ですが、
・ 住宅ローンを組む時に、加入しようと思っていた会社の手続きが間に合わず、急遽、知人のつてで加入させてもらった火災保険。
・ 当初、加入する予定だった会社の火災保険(こっちの方が掛け金がずっと安かった)。
の2契約があることは把握していたのですが、1つ目の保険を知人のつてで契約した手前、解約する訳にいかず、二重に支払っていました。
しかし、ある時、
・ 強風で屋根が壊れた時に保険で直したところ、両方の会社からそれぞれ保険が貰える訳ではなく、また、保険がダブっていることで、もう一方の会社に連絡しなければならない等、手続きも面倒くさかった。
ということがあり、強く、「解約したい!」と思っていました。
そうしたところ、この度、知人が会社を辞められたので、解約に踏み切りました。
自動車保険
自動車は普通車1台、軽四貨物自動車1台の計2台を所有しています。
私の住んでいるのは地方なので、公共交通機関が整備されていないため、車は必須です。
普通車が平成15年式、軽四が平成22年式で、いずれの車にも車両保険をつけていたのですが、
両学長によると、
・ 本体価格がないに等しい年式
ということが分かりました。
車両保険の内容を確認したところ、
・ 掛け金が、保険料の半分程度を占めるほど高額である。
・ 車両保険の補償額では、同等クラスの車を購入できない。(最高30万円程度)
ということが分かったので、更新時に、車両保険を外しました。
その代わり、両学長がオススメされていた、
・ 弁護士費用特約
を付けることにしました。
学資保険
学資保険は、
・ 子供が生まれたら加入するもの。
・ 大学進学時の資金は、学資保険で準備するもの。
という固定観念があり、加入していました。
ですが、私が加入していた学資保険は、いずれも満期の金額に対し、払込総額が掛け過ぎになる保険で、加入当時、保険屋さんからは、
・ 掛け過ぎになる部分は、保障の部分です。
・ 子供さんの入院費もついていますし、契約者に万が一のことが起きた時には、以後の保険料が払済になるので、確実に学資金を準備できます。
・ 保障の部分は、『お守り』と思いましょう。
と言われ、納得して入っていました。
しかし、保険と貯金がセットになっているので、掛け金が高く、その割に保障が低い為、別に医療保険や総合保険に加入していたので、結局、無駄な保険を掛けていたことになりました。
保険を途中解約した場合に支払われる一時金は、払込総額よりも少なかったのですが、このままズルズルと無駄なお金を払い続けるよりも、キッパリと辞めてしまおうと決意し、解約しました。
一時金は、子供の年齢に応じて定期預金を作り、学資金としました。
最初から貯金で貯めていたら、現時点で既に子供3人分の満期金相当額の払込保険料でした。
両学長曰く、
・ 保険と貯金は、混ぜるな危険
だそうです。
・ 保険と貯金が一緒になっていたから、掛け金の割に保障が少なくて、結局、別の掛け捨て保険を契約しました。
・ 途中解約しようとしたら、窓口で「解約返戻金は、払込総額よりも少なくなるので、もったいないですよ」と言われ、いつまでも掛け続けてしまいました。
・ 先取り貯金だったら必要なかった、無駄な手数料(保険料)を払ったみたいで、もったいなかったという感じです。
養老保険
社会人になった時に、保険屋さんに
・ 社会人になったんだから、自分で万が一の時の為の保険に入らないと。
と言われて、勧められるままに入った貯蓄型の保険です。
30年掛け続けて、一応満期金が掛け金よりも少し多い計算の保険でした。
ですが、投資信託等で資産運用したほうが、ずっと利率が良いことが分かりましたので、解約しました。
解約の時には、保険屋さんの窓口で、
・ 良い保険なのに、もったいないですよ。
・ 払済に出来るので、払済にされたらどうですか。
と、かなり説得されました。
先程まで、書いていた保険契約と同じく、解約返戻金の総額は、払込総額よりも少なかったのですが、継続する必要性を認められなかったので、思い切って解約しました。
終身保険
65歳で払済になり、その後は一生涯、死亡保障と入院給付金が出る保険でしたが、割高であった上に、入院保障が雀の涙程(1日1,500円、120日まで)だったので、解約しました。
葬式代は、貯金で備えることにしました。
総合保険
死亡・入院・通院がセットになった保険で、私自身と子供たちが加入していました。
私の保険は、保障が非常に高額だったので、掛け金もそれなりでした。
団体信用生命保険や、色々な社会保障制度などを考慮すると、そんなに高額の保障は必要ないと判断しました。
また、先日、足の小指を骨折したのですが、「足の小指は保険が出ません。」と言われて、骨折にも関わらず1円も保険が出ないということがあり、保障も重複しているし、バカバカしくなって全て解約しました。
契約時に、しっかりと約款を読んだりして契約するべきでした。
この保険契約については、本当に失敗で、反省しています。
医療保険
保険自体は残しましたが、内容を精査して、保障を全体的に減額しました。
この保険は、保険屋さんに勧誘された時に、
・ 稼ぎ頭が入院したら、1日1万円以上の保証がないと、生活費や治療費、差額ベッド代を賄えないよ。
・ 入院中は給料も貰えないし、家族の生活費をどうするの?
・ 先進医療の特約が出来たよ。入っていると安心だよ。
等と言われて、家族が増える度に増額し、また、色々なオプションを付けたことで、結構、高額な掛け金になっていました。
この度、オプションの内容を確認して、不要と思うものを外しました。
一方で、別にガン保険に加入するよりも、ずっと少ない掛け金で『ガン特約』を付けることが出来たので、私の家系がガンの発症率の高い家系だということを考慮して、特約を追加しました。
今回の見直しで、唯一、特約を追加した保険でした。
まとめ
お恥ずかしいのですが、改めて今回の見直しをして、どの位、保険料を支払っていたのかを確認してみました。(金額は概算です。)
- 火災保険 4万6,000円(年)
- 自動車保険 3万6,000円
- 学資保険 54万円
- 養老保険 10万8,000万円
- 終身保険 6万円
- 総合保険 6万円+2万5,500円=8万5,500円
- 医療保険 2万4,000円
・ 合計 89万9,500円
学資保険と養老保険は、元々、貯蓄目的ですので、計算から除いた場合の合計は、
・ 25万1,500円
になります。
結果、
・ 毎月、2万円の固定費を削減
することが出来ました。
改めて数字を見ると、こんなにも保険料を支払っていたのかと愕然としました。
今まで、自分が当たり前だと思っていたことが、社会保障制度に関する無知や思い込みが原因で、損をしていたということに気がつけました。
ちなみに、仮に、毎月2万円を、年間運用利回り3.0%で、10年間運用した場合の運用資産額は、
・ 279万4,829円(元金240万円)
20年間運用した場合は、
・ 656万6,040円(元金480万円)
毎月7万円を、同じく年間運用利回り3.0%で、10年間運用した場合の運用資産額は、
・ 978万1,900円(元金840万円)
20年間運用した場合は、
・ 2298万1,140円(元金1680万円)
になります。
(アセットマネジメントOne資産運用かんたんシュミレーション引用)
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