最近、奥さんが育児休暇から復帰された同僚のB君。
奥さんから厳しいお言葉を頂戴したようです。

私もフルタイムで仕事しているんだから、あなたも朝ごはん作ってよ。
そりゃそうですよね〜。
でも、彼は早起きが大の苦手らしい。
確かに、忙しい朝にしっかりした食事を準備するのは大変に思えますよね。
そこで私が勧めたのが 「和食の朝ごはん」 。
和食って手がかかるようなイメージがないですか?
でも実は和食は、一見手間がかかりそうに見えて、工夫すれば洋食よりも簡単に用意できるんです。
なぜ和食が朝に向いているのか?
主食のご飯が「まとめて炊ける」
和食の主食は当然『ご飯』。
ご飯は夜のうちにセットしておけば、炊飯器が時間になれば自動的に炊いてくれます。
朝はよそうだけ。
トースターでパンを焼くのって、実は結構大変ですよね。
人数が多ければなおさらです。
パンにバターを塗るよりもラクに感じる人も多いです。
おかずはシンプルでOK
和食というと、こんな旅館で出てくる和定食みたいなのを想像しますよね。
これがそもそもの間違いです。
これは我が家の今日の朝食です。
なすびは冷蔵庫で萎びていたやつ。
かぼちゃの煮物とほうれん草のおひたしは作り置き。
だし巻き卵とおにぎりは朝作りました。
あっという間に朝ごはん完成。
すごくシンプルですけど、満足度も栄養価も高いですよ。
卵や豆腐、納豆、海苔や漬物に味噌汁。
これだけで、立派な和食が完成します。
豆腐・納豆・海苔・漬物は買うだけ、味噌汁は前の日に仕込んでおけば、朝は温めるだけで、立派な定番朝食ができます。
手間のかかる調理はほとんど不要なのに、和食は栄養バランスも整います。
和食朝ごはんの「時短アイデア」
味噌汁は作り置き
味噌汁は夜に作って冷蔵庫へ。
朝は温めるだけで完成です。
インスタントを作るよりも、夕食を作る時についでに作ってしまう方が安いし簡単です。
乾燥わかめや冷凍ほうれん草と顆粒だしを使うなら、朝に作っても大丈夫。
手間も味もインスタントと変わらないのに、圧倒的に安く済みます。
魚は冷凍をフライパンで焼く
和食にするなら焼き魚を食べたい。
そう思う方もおられるかもしれません。
でも、グリルは洗うのが面倒なので、朝は極力使いたくありませんよね。
そんな時は、冷凍のサバや鮭をフライパンで焼きましょう。
グリルで焼くのとは違うテイストですが、これはこれで美味しい魚を楽しむことができます。
卵料理が優勝
卵かけご飯、ゆで卵、だし巻き卵。
卵料理は自炊の最強のパートナーです。
気分に合わせて調理方法を選ぶだけで飽きることはありません。
朝食のお供は卵が優勝です。
納豆・海苔・漬物は常備品
納豆や海苔、漬物等を常備しておくだけで、切る・焼くなどの作業ゼロで、食卓にそのまま出せて、食卓は豪華になります。
季節の漬物は食卓に季節を運んでくれるので、目でも楽しむことができますよ。
まとめ
今回は、朝食こそ和食で自炊することのメリットについて書かせてもらいました。
「洋食=おしゃれで手軽、和食=準備が大変」というイメージがありますが、実際には 和食こそ朝に向いている簡単スタイル です。
- 前の晩に炊飯器セット&味噌汁作り置き
- 朝はご飯よそって、卵や納豆や漬物を添えるだけ
これで立派な朝ごはんが完成します。
夜に準備だけしておけば、朝自分が起きなくても家族に朝ごはんを提供できるのが和食の凄いところ。
「早起きが苦手だから朝ごはんは無理」「和食は面倒くさい」と思っている人にこそ、和食をオススメしたいですね。
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