昨日のフィギュアスケート、羽生結弦選手が世界初の成功を目指したクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は転倒してしまいましたね。
オリンピック3連覇は逃したものの、ジャンプを失敗したもののショートプログラムの8位から4位に浮上した羽生選手の演技は、やっぱりとても素敵でした。
結果は、羽生結弦4位、宇野昌磨3位、鍵山優真2位と、素晴らしい成績でした。
日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy
著者:厚切りジェイソン
発行:ぴあ株式会社
厚切りジェイソン
- アメリカ合衆国出身
- 35歳 男性
- 在日IT企業役員
- お笑いタレント
- 17歳でミシガン州立大学に飛び級で入学、卒業後、イリノイ大学大学院に進み、修士課程を修了
出典:ワタナベエンターテイメント公式ホームページ
すごい経歴ですよね。
お笑い芸人とIT企業役員って、普通、両立しようと思います?
あらすじ
厚切りジェイソン氏はTwitter等のSNSで人生相談をされていて、この本はそのSNSに寄せられた質問への回答を抜粋して解説を加えたものです。
6章構成で、
- 仕事・学業
- 人間関係
- 社会
- 夢
- 哲学
- 人気ツイート編
と幅広く悩みに答えてくださっています。
感想
日本とアメリカは感覚が違うんだなというのが素直な感想。
でも、成功する人はやっぱりエネルギーが違う。
本書のSNSに寄せられた悩みに共感する部分はとても大きいです。
「あるある」・「自分もそう思う」ということがとても多い。
特に仕事に関する点は、共感させられたり、目からウロコが落ちる思いをしました。
「とにかくすぐにやってみる」
「継続できるように少しずつ始める」
「自分がコントロールする」
「毎日達成できる、具体的な目標を持つ」
「本音でぶつかる」
この5つが私は特に大事だと思いました。
どうしても、やらない・出来ない言い訳を探してしまいがちですよね。
今の職場に不満はあるけど、家族を養わないといけないから今更辞められないよね。
誰しも、1回くらい言っちゃったことありますよね。
作中に、
「養う家族がいたら失敗できない」
という相談があるんですが、厚切りジェイソン氏はこれを
言い訳にすぎない
と一刀両断にされていました。
厚切りジェイソンさんの考え方は、「自分はこのままで本当に良いのか?」と考えさせられ、何かを気付くことがきっとあります。
Kindle unlimitedで読めますので、ぜひ読んでみてください。
最後に、作中のこの言葉をご紹介します。
努力は、賢く努力しないとどうにもならない
- なんで努力している?
- 目標と近くなっている?
と問わないと、結局動いているけど進んでいないことになる。
出典:日本のみなさまにお伝えしたい48のWhy
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