2024年から始まった「新NISA」。
非課税期間が無期限となり、生涯非課税投資枠も1,800万円まで拡大されたことで、投資を始めやすくなった方も多いのではないでしょうか。
そんな新NISAですが、金融庁が2026年度の税制改正に向けて、さらなる使いやすさを目指した改定を要望したと報じられました。
今回は、そのポイントを整理してご紹介します。
1. 18歳未満も積み立て投資が可能に
現行の新NISAは「18歳以上」が利用対象です。

以前は「ジュニアNISA」という制度があって、子供にも非課税枠がありましたが、2023年12月末で制度が廃止されたんですよね。
今は泣く泣く特定口座で子供達の積立投資をしています。
しかし今回金融庁は、18歳未満の未成年も積み立て投資を利用できるよう対象を拡大する方針を打ち出しました。
廃止された「ジュニアNISA」に代わる仕組みで、より早期から資産形成を始められる環境を整える狙いがあります。
親や祖父母が子ども・孫名義で資産形成を支援できる形に近づくと考えられます。
2. 高齢者向けに「毎月分配型投信」を対象に追加
現在の新NISAでは、成長投資枠で投資できる商品が限定されています。
その中に「毎月分配型投資信託」は含まれていません。
しかし、高齢者の生活資金ニーズに応えるため、毎月分配型投信も対象に加える方向で検討されています。
定期的に分配金を得たい層にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

タコ足配当の銘柄を選ばないように注意が必要ですね。
3. 「スイッチング」が可能に
現行の新NISAでは、非課税枠で購入した商品を売却しても、その年のうちに枠を使って別の商品へ乗り換えることはできません。
これに対し、2026年度改正案では「条件付きでスイッチング(商品乗り換え)」を可能にする要望が盛り込まれました。
たとえば「成長投資枠で購入した株式を売却して、その枠を使い再び別の商品へ投資」といった使い方が柔軟にできるようになる見込みです。

成長投資枠で個別株を買って、儲かったら一旦売却してまた別の商品を買えるってことでしょうか?
オルカン1本の投資スタイルなら必要ないかもしれませんね。
4. なぜ改正するの?
今回の要望の背景には、「人生100年時代」に対応した資産形成支援があります。
- 若年層には「早期からの積み立て」
- 高齢者には「取り崩しながらの投資」
を可能にし、幅広い世代に使いやすい制度にすることが狙いです。

早い時期から投資を始めることで、超長期投資が可能になるのでグッと資産形成が楽になるかもしれませんね。
まとめ
2026年度の税制改正が実現すれば、新NISAは以下のように進化します。
- 18歳未満も積み立て投資が可能に
- 毎月分配型投信など高齢者向け商品も対象に
- スイッチングが可能となり柔軟性が向上
まだ要望段階ですが、実現すれば新NISAはより多世代に対応する制度に進化するでしょう。
投資家にとっても選択肢が増え、戦略の幅が広がるはずです。
「早く金持ちになる方法は、税金を払わないことだ」なんて言われますが、せっかく政府が非課税の箱を作ってくれたのに、そこにお金を入れないなんてもったいなさすぎます。
まだNISA口座をお持ちではない方は、ぜひこの機会にNISA口座を作って、少額からでも投資を始めて値動きに慣れておきましょう。
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