物価高、増税。
使えるお金がどんどん少なくなっていきます。
こんなんじゃ、生活なんてよくなるはずがない。
国民はこんなに困っているのに、なんで海外にお金をばら撒くんだ!
そのお金はみんなの血税だろ!と叫びたくなりますね。
まぁ、いくら叫んでも増税メガネには届きませんけど・・・。
こんな時代、生活を良くしようと思ったらミニマリストになるしかないんじゃない?
そんな風に思う今日この頃です。
色々なミニマリストがミニマリスト生活や節約に関する本を書いておられますが、今回は『リチャード・テンプラー』さんが書かれた
- 賢い人のシンプル節約術
を読んでみました。
著作紹介
著者の『リチャード・テンプラー』さんは、旅行代理店、スーパーマーケットチェーン、レストラン等、幅広い分野でマネージャー経験を持つ方です。
2003年に出版社『White Ladder Press』を創設され、『できる人の仕事のしかた』等多くの著作を発表されています。(裏見返しより)
本書は、2015年3月に出版されていますが、もともとは2010年2月に出版された『英国式節約術』を改訂・再編集したものだそうです。
翻訳は『花塚恵』さん、出版社は『株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン』。
内容紹介
この本にはたくさんの節約法が書かれていますが、それは『ものの見方を変える方法』です。
紹介されている節約方の一部を挙げると、
- その場ですぐに買わない
- 生活必需品はインターネットで買う
- 「大容量」と「まとめ買い」で安く上げる
- 値切るクセをつける
- 自炊する
等々、節約の定番となるような物から、ミニマリスト的な視点からはちょっと違うと思う物、癖が強めな物とバラエティに富んでいますね。
節約法って、人によって合う合わないがあると思うんです。
ちなみに私は、この本に書かれている節約法で
- ベジタリアンになる
- プレゼントの相手をクジ引きで決める
- 実習生の練習台になる
などというのはちょっと真似したくないな〜という感じですし、
- 水を買わない
- 自炊する
- プライベートブランド商品を試す
- 会員カードを活用する
等というのはもう既にやっています。
もうやっていることが結構あって、「俺って頑張ってるじゃん!」と自己肯定感がアップしました(笑)。
この本で紹介されている節約法は、「こんな考え方もあるよ」「こう考えてはどうかな」という提案なんですね。
これは絶対に大事!
本書に『安いという理由で買わない』というのがあります。
これ、100%同意です。
私、何度も失敗しています(懲りてない・・・)。
「欲しいものが高くて買えないから」という理由で安物で手を打ってはいけない 〜中略〜 安物を書い続けたところで、役に立たないものが増えるだけだ。そんなことをするくらいなら、本当に欲しい上質なものを、お金を貯めて買えば良い。
出典:『賢い人のシンプル節約術』、出版:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン、著者:リチャード・テンプラー、訳:花塚恵 より
これ、本当に間違いありません。
もし、本当に欲しいものを買って、それでも製品のスペックとかで後悔するならそれは仕方がないと思うんです。
でも、安物で手を打ったら、スペック云々以前に、それを使うたびに後悔するんです。
だから、絶対に「欲しいものが高くて買えないから」という理由で安物で手を打ってはいけません。
その買い物は、絶対にあなたを幸せにしてはくれません。
まとめ
今回は『賢い人のシンプル節約術』をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
この本の初めに
節約で大切なことは「出費を抑えるために何をするか」ということではない。何より大切なのは「心の持ち方」を変えることだ。
これまでの考え方を改めないことには、節約生活は続かない。
出典:『賢い人のシンプル節約術』、出版:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン、著者:リチャード・テンプラー、訳:花塚恵 より
とあります。
本書に紹介されている節約法を読んでみて、自分の常識や生活習慣を見直してみると、新しい発見があるかもしれませんね。
生活満足度を下げずに節約できれば少ないお金でも幸せに暮らせるので、『FIRE』も夢じゃないかも。
詳しい節約法が知りたい方は、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
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