スーパーカブを買ってから1カ月が過ぎ、だいぶバイクでの通勤にも慣れてきました。
慣れというのは非常に怖いもので、当初は30km/hでも怖かったのに、だんだんと速度が上がってます。
こうなってくると、速度取り締まりが怖い。
スピード違反で捕まれば罰金を払わないといけなくなるし、ゴールド免許じゃなくなると自動車保険の掛け金も増えるというダブルの不利益を被りますからね。
それなら原付をボアアップして二種原付に登録変更してしまおう!
ボアアップとは
ボアアップとは、『シリンダーの直径(ボア径)を拡大し、排気量を上げること』です。
シリンダーを交換、あるいは大きく広げ、より太いピストンと交換することで排気量を増やし、排気量が増えることで加速力をアップさせるのが目的。
排気量が増えれば、原付から二種原付にランクアップできます。
ボアアップのメリット・デメリット
ボアアップすると、二種原付で登録することができます。
二種原付になると、原付の
- 『30km/h制限』
- 『二段階右折』
から解放されます。
これが一番大きなメリットですね。
また、排気量が上がることで『加速力のアップ』が見込めます。
デメリットは
- エンジンなどバイクの寿命を縮める。
- 手間と部品代が掛かる。
- 税金が増える。
- 排気量変更に伴い保険を見直す必要がある。
- 燃費が悪くなる。
- エンジン以外も手直しが必要になる。
- 改造行為についての申請をしないと脱税とみなされる恐れがある。
といったところでしょうか。
デメリットがあることも分かりますが、『制限速度が60km/hになる』のと『二段階右折しなくて良くなる』点だけでもボアアップする価値は十分にあると思います。
ボアアップキットを探します
ボアアップするなら、まず最初にボアアップキットを探さないと。
Amazonで『ボアアップキット』を探すと、たくさんのボアアップキットがヒットします。
ボアアップしたい排気量が決まっていれば、その商品が自分のバイクに適合するかどうかを確認しましょう。
自賠責の証明書に車台番号が書かれているので、商品の適合表を確認します。
私のカブは『AA01-17*****』。
排気量は51cc以上になれば良いんですが・・・最低の『55ccボアアップキット』の適合表には私のバイクは適合しないみたいです。
インジェクション車のボアアップキットは高価
ちょっとのボアアップの方が、当然作業も簡単でキットも安価です。
私の場合、二種原付に登録変更ができればそれで良いので、あまり排気量を上げる必要はないのに、一番安価な55ccのボアアップキットは適合しないみたい。
どうにかつけられないかとボアアップキットのメーカーで有名な『キタコ』に電話で問い合わせたところ、残念なことにやっぱり『AA01-17*****』に55ccのボアアップキットはないし、無理に買っても適合しないそうです。
安価なボアアップキットは『キャブレター車』のもので、『AA01-17*****』からは排ガス規制に対応した燃料噴射制御を電子制御にした『インジェクション車』なので、ボアアップキットも異なるとのこと。
ちなみに、『キタコ』では『AA01-17*****』のスーパーカブに適合する『88cc』のボアアップキットは『215-1137402』という品番だそうです。
『36,487円』・・・高い。
しかもこれとは別に『I-MAP』というインジェクションのコントローラーも必要らしいです。
合計で約5万円の手出し。
これにさらに工具を買ったり手間暇がかかるし、登録費用も別途必要。
それなら、最初からクロスカブの中古車をバイク王で買った方が安かったのでは・・・。
_| ̄|○ ガックリ。
まさに『安物買いの銭失い』です・・・。
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