金曜日は、日経平均が「457.42円」も下げて、「25,935.62円」。
「26,000円」を下回ってしまいましたね。
前日に買った「トヨタ自動車(7203)」も33円も値下がりしてしまって、2,067円になってしまいました。
同業種の「マツダ(7261)」は、63円も値下がりして1,047円。
マツダの株価がトヨタの半分だから、マツダを2ロット買った方が同じ資金で倍のうねりが取れて良いんじゃないかと思ったんですが、そう上手くいかないのが株ですよね。(笑)
『株でゆったり月20万円。「スイングトレード」楽すぎ手順』
今日は、株式市場がお休みなので、本を読んで勉強しています。
デイトレードからスイングトレードにシフトするつもりで、『ぱる出版』から2018年に出版された、
- 『株でゆったり月20万円。「スイングトレード」楽すぎ手順』
という本を古本屋で買ったので、ご紹介したいと思います。
書籍紹介
- 出版社:ぱる出版
- 初版発行:2018年4月18日
- 著者:尾崎 式史(おざき のりふみ)
著者紹介
著書の尾崎式史氏は、株式会社トレードライフコンサルティング代表取締役を務める投資家です。
関西大学工学部を卒業され、大手専門学校で会計学や日商簿記などの講師を務めるかたわら、様々なネットビジネスの設立に参画。
同時にバブル崩壊後から始めた株式投資で、数々の失敗を経験しながら独学でチャート分析力を磨かれて投資家に転進されました。
著作紹介
著作には、初心者やサラリーマンでも投資で稼ぐためのチャート分析に重点を置いた、シンプルな手法に関するものが多いようですね。
- 初心者のための超シンプルだけどめっちゃスゴイ投資法: 毎日たった20分で月20万円を狙え Kindle版
などは、「Kindle unlimited」の利用者の方は無料で読めるようです。
内容紹介
この本は、一言で言うと、
- 移動平均線分析によるエントリータイミングを教えてくれる本
です。
スイングトレードに必要な判断
- どの銘柄を
- どのタイミングでエントリーし
- どのタイミングでエグジットするか
株式投資をするにあたり、考えることはこの3つだけ。
銘柄選びのコツ
著者が紹介する銘柄選びのコツは次のとおりです。
- 主要銘柄を定点観測
最初のうちは、日経平均に採用されている銘柄から選ぶのが一番オススメ。
多くの人が定点観測を嫌うが、非常に重要。 - 時価総額が大きい、出来高が多い銘柄
時価総額300億円以上、出来高1日平均100万株以上 - 新興銘柄
ロマンを追い求めるなら新興銘柄。
ポイントは、「上場後3年以内」で、「トレンディーな分野」の、「時価総額100億円未満の銘柄」で、「人気があって初値が高かったがそこから下落し続けているもの」。
チャートを使ってかなり詳しく書かれているので、新興銘柄(テンバガー)に興味のある方は本書を読んでください。 - 25日移動平均乖離率から選ぶ
25日移動平均線からの乖離率が大きい銘柄は、移動平均線の方向へ引き寄せられる力が働く。 - 投資メルマガ、業界紙、投資情報サイトからよさそうな銘柄を拾う
使えるものは使う。
肌に合わなければ配信停止、気に入れば有料版を申し込んでも良い。
投資は自己責任、その銘柄を選んだのは自分ということは忘れずに銘柄を選びましょう。
移動平均線分析のコツ
- 移動平均線の方向
移動平均線が上を向いていれば上昇傾向、下を向いていれば下落傾向。 - 移動平均線の傾き
傾きが急なら強いトレンド。
傾きの加速度合いが重要。 - 時間軸の違う移動平均線との関係
5日移動平均線と25日移動平均線との乖離を見れば、調整局面や反発局面のタイミングを想定できる。
1と2は言われれば当たり前なんですが、意外に理解していない人がおられるそうですよ。
くいっとチャート&がっくりチャート
5日移動平均線分析を使った分析で、「くいっとチャート」がエントリーポイント、「がっくりチャート」がイグジットポイント又は逆張りポイントを表しています。
「くいっとチャート」とは
5日移動平均線の傾きが
- 段々と緩やかになり、やがて水平となった後、陽線が立って5日移動平均線が”くいっ”上向きになった時
を言い、絶好のエントリーポイントになります。
「がっくりチャート」とは
5日移動平均線の傾きが
- 段々と緩やかになり、やがて水平になった後、陰線が立って5日移動平均線が”がっくり”と下向きになった時
を言い、絶好のエグジットポイントになります。
判断に迷った時は
無理にエントリーせずに見送り、他の銘柄で綺麗なチャートが出ているものを探してエントリーしましょう。
おわりに
最後に、著者が「おわりに」で書かれていた上手くいかない時の対処についてご紹介します。
- どんなに丁寧に、慎重に、細心の注意を払ってスイングトレードを仕掛けてもロスカットトレードが続く時がある。
そんな時は、相場との波長が合っていないので、相場を休むか75日移動平均線を加えるなど、タイムスパンの異なる指標を増やして分析する。- 上手くいかない時には、やれるだけ、トコトン、徹底的に原因を分析し、対応策を練る。そして再チャレンジ。上手く行けば成功。失敗すれば、さらなる成長のための糧にする。これを勝てるまで繰り返すんです。
出典:尾崎式史『株でゆったり月20万円。「スイングトレード」楽すぎ手順』おわりにから抜粋
まとめ
今日は、尾崎式史氏の著作、
- 『株でゆったり月20万円。「スイングトレード」楽すぎ手順』
を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
最近、なかなかデイトレードの時間が取れなくなってきたので、時間軸を伸ばしてスイングトレードに切り替えようと思って、本書でチャート分析を勉強しました。
本書のタイトルにあるように、毎月20万円の利益が出せたら良いですよね。
しっかり勉強して、実践して、修正して、利益を出したいと思います。
明日はまた月曜日。
先週末にかなり売り込まれましたので、買い戻しが入ると良いですね。
明日も良い相場でありますように。人(-ω-`*)
それではまた、よろしくお願いします。
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