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楽天証券が改悪されるからSBI証券に乗り換えるべきか悩む

投資

楽天証券に改悪の嵐が吹き荒れています。

一方、SBI証券はキャンペーンを繰り出し、楽天証券の顧客を取り込みにかかっています。

しん
しん

じゃあ、楽天証券からSBI証券に乗り換えた方がお得なの?

今日は、このことについて考えてみたいと思います。

楽天証券改悪のポイント

最初に、今後の楽天証券の改悪ポイントを整理してみましょう。

  • 2022年4月1日以降
    ・マネーブリッジした楽天銀行の普通預金の利息が、300万円以下の部分は従来通りの年0.10%(税引後年0.079%)だが、300万円を超える部分は年0.04%(税引後年0.031%)に引き下げ
    ・毎月月末時点で、一定の投資信託残高を保有していた場合に付与されていたポイントが、一定の残高を月末時点の残高が初めて達成した場合に1度だけ付与に変更
    ・楽天カードクレジット決済での投資信託購入 SPU倍率 +1倍→+0.5倍
  • 2022年9月買付分から
    楽天カードクレジット決済の投資信託のクレカ積立ポイント付与率 1%→0.2%
  • これまでは、楽天カードでクレジット決済をすれば、5万円を上限に1%のポイントが付与されていました。
    2022年9月買付分以降は、信託報酬のうち楽天証券が受け取る代行手数料が0.4%以下の商品は、ポイント還元が0.2%になります。
妻

つまり、楽天VTIやeMAXIS Slimのような、信託報酬が割安な投資信託の場合は、ポイント還元が0.2%に減ったということだね。

  • これまでは、ポイントを含む500円以上の投資信託をクレジット決済すると、楽天市場でのポイント付与率が+1倍されていました。
    2022年4月以上は、SPUに米国株式の購入が新しく加わり、楽天証券のSPUが「投資信託の購入」と「米国株式の購入」の両方を達成して+1倍になるようになりました。
楽天証券と楽天銀行の口座をマネーブリッジし、当月合計3万円以上米国株式をポイント投資することで+0.5%
楽天証券と楽天銀行の口座をマネーブリッジし、当月合計3万円以上の投資信託のポイント投資をすることで+0.5%
しん
しん

米国株式の購入は、米株積立、外貨決済は対象外、未成年はSPU倍率アップの対象外なので注意しましょう。

SBI証券のキャンペーン

次にSBI証券のキャンペーンを確認してみましょう。

投信お引越しプログラム
ハズレなし!当社への投信お乗り換えが超おトクキャンペーン
  1. 投信お引越しプログラム
    SBI証券以外の証券会社から、SBI証券に投資信託を移管した手数料が、全額キャッシュバックされるというキャンペーンです。
  2. ハズレなし!当社への投信お乗り換えが超おトクキャンペーン
    他の金融機関からSBI証券へ10万円以上の投資信託を入庫し、SBI証券口座で投資信託を10万円以上購入して約定すると、抽選で最大10万ポイント、最低1,000ポイントが必ずもらえるというキャンペーンです。
投信お引越しプログラムとお乗り換えが超おトクキャンペーンは併用可能です。

投信お引越しプログラムの概要

  • 対象者
    SBI証券総合口座をお持ちのお客様
  • 概要
    他の金融機関から、SBI証券へ投資信託の移管入庫を完了し、入庫期間に応じた書類受付期間内(当社必着)に申込書等がSBI証券に到着した場合、投資信託移管の際に移管元金融機関に支払った出庫手数料がキャッシュバックされるというもの。
  • 申し込み方法
    SBI証券ホームページに掲載された投資信託入庫申込書の返信用封筒ラベルを印刷し、申込書に必要事項を記入して、領収書の写しを同封し、郵送でSBI証券に郵送する。
必ず、ご自身でSBI証券ホームページのキャンペーン詳細をご確認ください。

投信お乗り換えが超おトクキャンペーンの概要

  • キャンペーン対象期間
    2022年2月4日から2022年3月31日
  • 概要
    SBI証券のホームページから、超おトクキャンペーンにエントリーし、他の金融機関から、SBI証券へ10万円以上の投資信託を入庫して、SBI証券で投資信託10万円以上を購入し約定すると抽選で最大10万ポイントが当たるというもの。
・移管される投資信託の額は、SBI証券への入庫時の基準価額で判定されます。
・投資信託の購入は約定日で判定されます。
・積立買付、上場投資信託、国内外MMF、中期国債ファンド、MRFはキャンペーンの対象外です。
・投信買付の約定金額で当選確率が変わります。
必ず、ご自身でSBI証券ホームページのキャンペーン詳細をご確認ください。

投資信託の乗り換え手続き

次は投資信託の乗り換えに必要な手続きを確認しておきましょう。
SBI証券に口座を持っていない方は、最初に口座開設が必要ですよ。
  1. 移管希望の投資信託がSBI証券に移管できる銘柄・分配金コースか確認する。
  2. 楽天証券のホームページで投信口座振替依頼書を印刷し、必要事項を記入して本人確認書類を同封して楽天證券に郵送する。
  3. 移管手続き完了後、楽天証券にログインし、マイメニューから出金手数料の明細を表示して印刷する。
    「マイメニュー」>「入出金・振替」>「口座明細(精算履歴)」>「取引種類:すべて」>「期間:出庫が完了した期間が含まれるように選択」>表示>「取引」>「振替出金」>「受渡金額/支払」(←出庫手数料)
  4. SBI証券の投資信託入庫申込書に必要事項を記入し、印刷した手数料の写し、返信用ラベルを貼り付けた封筒を同封して、SBI証券に郵送する。

注意したい点

  • 2022年2月12日現在、楽天証券のホームページに「手続き完了までおよそ1ヶ月かかります」とありました。
  • SBI証券側の手続き完了に要する時間を考慮すると、投信お乗り換えが超おトクキャンペーンの達成はもう難しいかもしれませんね。

まとめ

私は、投資信託は積立NISAを利用しています。

NISA口座は取引金融機関は年単位でないと変更できないようなので、乗り換えは無理ですね。

いずれにしても、乗り換えの手続きは面倒くさいし、手続きが殺到しているようなので、ひょっとするとキャンペーンには間に合わないかもしれません。

また、SBI証券としても、いつサービス内容が変わるかもしれません。

ということで私の結論としては、今後、新しく証券口座を作るという方は、SBI証券の口座の方が手数料等の面で少し有利ということだけ分かっておけば良いかと思います。

このところ改悪続きの楽天サービスですが、楽天証券のホームページはとても分かりやすくて使いやすいですし、今までが良過ぎただけと思って、もうしばらくこのまま利用しようと思います。

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