節約といえば、「電気をこまめに消す」とか、「水を出しっぱなしにしない」ということを考えますよね。
でも、これって労力の割に全然節約にならないんです。
そういった効率の悪い節約を頑張っていると、「節約って辛い」となって浪費しちゃうんですよね。
もちろん、電気はこまめに消すべきですし、水も出しっぱなしにしないというのは当たり前ですが、こと「節約する」となると、やり過ぎてしまって疲れてしまいます。
節約は仕組み化が重要。
今回はそんな節約について書かせてもらいます。
やってはいけない節約
私が思うやってはいけない節約は次の通りです。
- 時間の浪費になる節約
- 過度な節電・節水
- 過度な食事制限
それぞれについて考えてみましょう。
1. 時間の浪費になる節約
「ガソリン代が1円安い」とか「卵が10円安い」とか言って、遠くまで買い物に行っていませんか?
その時間や労力は本当に必要ですか?
そこまで行くガソリン代の方が高くつきませんか?
わざわざ遠くまで行くよりも、近場で済ませた方がトータル安いかもしれませんよ。
2. 過度な節電・節水
節約となると、なぜかみんな真っ先に思いつく『節電』と『節水』。
こまめな電源オフ、待機電源のカット、エアコンを使わない、水の元栓を閉める等々。
これって本当に疲れますよね。
家中の家電のコンセントを抜いて歩いて、それで月にいくら節約になると思いますか?
家庭の消費電力の約5〜6%が待機電源と言われているそうで、月1万円だと『500〜600円』の節約。
水道も、元栓を絞って家全体の水圧を下げたりすることで『月1,000円程度』の節約効果が見込めるようです。
しかし、あまり水圧を下げるとガス代が増加する可能性があったり、洗い物に時間がかかったりしてストレスになる等のデメリットもあるようです。
水筒を持参して、毎日のコンビニコーヒーやペットボトルを買わない方が、よっぽど気楽で節約になると思いませんか?
3. 過度な食事制限
「1日3食、きちんと栄養バランスを考えて食事しましょう」と学校で習いますが、成人については別に3食食べなくても良いらしいです。
とはいえ、1日1食とか全く食事を取らないとか、インスタントラーメンや安い菓子パン1個だけといった過度な食事制限は、体調を崩してかえって通院費がかかるリスクがあります。
何事もバランスが大事です。
健康への投資と割り切りましょう。
やるべき節約
次に、やるべき節約について考えてみましょう。
- 無駄な支出はしない
- 固定費の見直し
- 見栄の消費をしない
それぞれについて解説しますね。
1. 無駄な支出はしない
コンビニや銀行の時間外にATMを利用するとかかる手数料。
これは何の価値もないまさに「キングオブ無駄な支出」です。
ATMの利用手数料は1円も払わないようにしましょう。
キャッシュレス決済が普及している現代。
クレジットカードとネットバンク、QRコード決済があれば、ATMの利用手数料を支払わないということは簡単です。
私はもう1つ不思議なんですが、なんでみなさん日本に住んでいるのに『水』を買うんでしょう?
蛇口をひねれば、安全で美味しい水が出るじゃないですか。
それなのに、わざわざ高いお金を出して水を買うなんて勿体無いと思いませんか?
2. 固定費の見直し
携帯電話の契約時に、割引になる条件として契約して全く使っていないサブスク。
契約はしたけど、全然通えないスポーツジムの会費。
そんな無駄な固定費は、探せば色々とあるもの。
携帯電話のキャリアも大手から格安SIMに変えれば、毎月4,000〜5,000円くらいの節約になります。
「日本人は保険が大好き」と言いますが、保険、かけ過ぎていませんか?
良く分からないまま、保険の営業マンに勧められるままに保険をかけていて、いざ保険が必要な時になって必要な補償がなかったなんて、笑い話にもなりません。
これを機会に保険も見直してみましょう。
どれも見直せば、毎月数千円からの節約効果が見込めますよ。
3. 見栄の消費をしない
インスタ映え、職場や近所でよく見られたいという承認欲求は誰もが持っていると思いますが、その見栄の為に多額のお金を費やしています。
本当にその消費が必要なのか、本当に考えてみましょう。
見栄に使っているお金というのは本当にたくさんあって、どれもが高額のため、見栄の消費をやめるとお金はどんどん貯まります。
1円の得にもならない見栄にお金をかけるよりも、自分が豊かになるためにお金を使いませんか?
まとめ
今回は、節約は仕組みが大事ということで、「やってはいけない節約」と「やるべき節約」について書かせてもらいました。
節約は努力するのではなくて仕組みを利用するようにすると、簡単に長期間節約をすることができます。
取り組み方を間違えると、求める結果は得られません。
自分の支出を、今一度点検してみてください。
きっと無駄がたくさん見つかると思います。
無駄を省いて、本当に豊かな生活を目指しましょう。
コメント