今日は、久しぶりに雨が降っています。
先日、FOMCがテーパリングを発表した影響なのか、少しドルが下がってきましたね。
以前、持っている米国株の株価が下がってきた時に買い増しをしようかなと思っていたのですが、「もう少し下がれ。「もう少し下がったら買おう。」と思っていたら、あっという間にドルが値上がりしてしまい、株価は安くなっていたものの、ドルが高すぎて買わなかったことがありました。
今回も、「もう少し下がりそうだな。」とか思っていたら前回と同じような目に合いそうなので、思い切って米国株を少し買い増ししようと思っています。
私の日本株ポートフォリオの不調銘柄
日経平均が3万円を超えたり、一時の高値と比べて日本株はかなり値下がりしていますね。
私が株を始めたのがコロナの時期で、当時の株価がかなり安かったこともあり、一時かなり高値になっていた時に売らなかったので、今の株価を見るとかなり損をした気分です。
今の水準が普通なんでしょうか。
ところで、私が持っている株の中で、最近目立って価格が下がっているのが、
- キョーリン製薬ホールディングス(4569)
- 武田薬品工業(4502)
- 花王(4452)
です。
花王は、値下がりしているのを承知で買いましたのでそんなに気にならないのですが、医薬品株の値下がりが顕著なので、ちょっと気になっています。
ということで、今日はこの3社の業績について確認してみたいと思います。
株価指数用語の確認
最初に、株価指数用語を確認しておきたいと思います。
PER
『PER』とは『Price Earnings Ratio』の略で、株価が1株当たり純利益(EPS:Earnings Per Share)の何倍の値段が付けられているかを表しています。
現在の株価が、割高か割安かを判断する目安で、数値が低いほうが、株価は割安と判断されます。
一般的に利益成長の高い会社ほど、PERは高くなる傾向があります。
業種によってPERの水準は異なりますので、同業種での比較し、参考にします。
PBR
『PBR』とは『Price Book-value Ratio』の略で、株価が、1株当たり純資産(BPS:Book-value Per Share)の何倍の値段が付けられているかを表しています。
現在の株価が企業の資産価値(解散価値)に対して割高か割安かを判断する目安です。
数値は、低いほうが割安と判断されます。
ROE
ROA
ROEと異なり、負債を考慮した数値になり、ROEと共に活用して企業分析ができます。
企業分析
それでは3社について、IR情報を確認してみたいと思います。
なお、数値は11月8日のヤフーファイナンスやIRバンクから予測値を引用させていただきました。
また、投資の判断は、あくまでも自己責任でお願いします。
キョーリン製薬ホールディングス 4569
キョーリン製薬ホールディングスは、医療用医薬品を主とする、医薬品事業を展開する企業です。
ぜんそく薬や呼吸器アレルギー薬を主とした事業を展開しています。
11月8日現在の予想配当利回りは『2.92%』、1株配当予想は、『52.00円』です。
PERは37.65倍、PBRは0.84倍、ROEは2.23倍、ROAは1.65%です。
新型コロナウィルスの影響等からか減益が続き、減配になっています。
武田薬品工業 4502
武田薬品工業は、国内トップの製薬会社です。
がん、中枢神経、消化器、希少疾患等に重点を置いています。
配当利回りは『5.56%』、1株配当(会社予想)『180.00円』です。
PERは27.57倍、PBRは0.96倍、ROEは3.46倍、ROAは1.47倍です。
薬候補の臨床試験の中断を発表し、株価が値下がりしています。
また、配当性向がとても高い傾向にありますね。
花王 4452
- 日本を代表する日用品メーカーで、洗剤やトイレタリー、化粧品等を取り扱っています。
- ビオレやメリット、サクセスや8✕4等、聞いたことや使ったことがある商品も多いと思います。
- この度も増配を発表され、32期連続増配銘柄としても有名です。
- 11月8日現在の配当利回りは、2.27%、1株配当は、144.00円の予想です。
PERは、23.79倍、PBRは3.29倍、ROEは13.92倍、ROAは7.78倍です。
新型コロナウィルスの感染拡大で、衛生関連製品等の特需の反動減が響き、業績下振れの警戒感や原油高による原材料コストの増加から、利益圧迫による連続減益の懸念から値下がりしているようですね。
まとめ
いつもはポートフォリオの見直しといっても、セクターが偏っていないかとか、企業のIR情報を見るだけでした。
今回、初めて株価指数の意味を確認しながら、各社の株価指数やIR情報を見たり、インターネットで株価が下落している理由を見てみたり、四半期決算短信を確認したりしました。
特にネットの評価を見ると、知らなかったことがたくさんあって勉強になりました。
株価指数で見るだけでも、あまり状況が良くないな〜と反省もありました。
まだまだ、勉強の途中ですので、色々なことをしっかり調べながら投資をしていきたいと思います。
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