1月7日に売り注文を出した特定口座の投資信託。
1月8日に約定するはずだったんで朝から、「いつ預り金にお金が入金されるんだろう」と待ち構えていたんですが、いつまでも「手続き中」と表示されていて気がついたら相場が終わってました。
今朝口座を確認したところ、預り金にお金が入金されていて取引状態が「約定」になっていました。
投資信託って、現金化するのに結構時間がかかるものということが分かりました。
なんでも実際にやってみないと分からないものですね。
投資信託は毎日1回決まる基準価額が元になるので、売りたい時にいくらになっているのかというのが分かりにくいのがまた困った点なんですが、今回はいいタイミングで売れたみたい。
良かった良かった。
今回は私と、新しくNISA口座ができた長女の特定口座の投資信託を全額売却しておいたので、売却分全額それぞれの成長投資枠で「楽天・プラス・オールカントリー」を買い付けました。
私が投資信託を買う理由
私が投資信託を買う理由を3つご説明します。
1. 税制上有利
金融所得には約20%の税金がかかります。
この20%って結構でかいです。
嘘だと思うなら、一度個別株を買って配当をもらうか売却益をゲットしてみてください。
税金を払いたくない人の気持ちがよく分かりますよ。
投資信託の場合、配当金に相当する「分配金」というのがあるんですが、これを受け取るか再投資するかを選べるんです。
再投資を選ぶと税金を取られずに分配金が元金に繰り入れられて運用されるので、税金の支払いを先延ばしにして元金を増やすことができるんです。
複利になるんで、毎回税金を取られる受取方と比べると再投資を選んだ方が絶対にお得ですよね。
2. 少ない金額から投資ができる
個別株の場合は銘柄ごとに株価が決まっています。
しかも日本株は基本単位が100株。
なので、100円の株を買おうとしたら、基本的に1万円が必要。
最近は単元未満株と呼ばれる100株に満たない株を買うことができる証券会社も増えましたが、そういった証券会社でもスプレッドと呼ばれる手数料を取られたりします。
せっかく株を買うのに、手数料を払うのってもったいないですよね。
投資信託は、買い付け手数料が無料で信託報酬等の管理手数料が安い優良なファンドを選ぶのが鉄則。
そして投資信託は、その優良なファンドを少ない金額から自由に設定して購入することができます。
なので、毎日1,000円ずつ買い付けをするというようなこともできる訳です。
3. 銘柄選びの必要がない
インデックスファンドは、ファンドの運用会社が銘柄を選んでくれる詰め合わせパック。
オールカントリーなら、全世界の優良企業にまとめて投資しているようなもの。
「銘柄分析でテンバガーを探し出し集中投資して一発逆転!」というのも憧れますけど、私はこれからお金が必要になる時期なので、そんなリスクは冒せません。
しかも自分で銘柄やタイミングを選んで投資しても、インデックスファンドに勝つことは難しいらしいですよ。
それなら、節約したお金を投資信託に入れ続ける方が、手間がかかりませんよね。
しかも投資信託のリターンって、思っている以上に高いんですよね。
これは初めてもらった方がよくわかると思いますので、実際に1,000円でも1万円でも良いので初めてみて下さい。
数年後、残高を見て驚くことになると思いますよ。
まとめ
今回は、特定口座で持っていた投資信託を売却し、NISA口座で買い直したことについて書かせてもらいました。
- 投資信託を現金化するには意外に時間がかかった
- 投資信託は分配金を再分配すると税制上、個別株を買ったり分配金を受け取るよりも有利
- 投資信託は少ない資金から投資ができる
- 投資信託なら銘柄選びの手間が省けて簡単
節約したお金で投資信託を買うようにすると、もっと投資信託を買いたくて余計なものを買いたくないという気持ちになります。
それがどんどん節約のモチベーションを上げて、さらに資産が増えていくのを見ると、投資がすごく楽しくなってきます。
まだ投資を始めていない方は、ぜひNISA口座を作って、投資信託をちょっとだけ買ってみて下さい。
世界が変わりますよ。
コメント