※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります

【日本株】『10万円から始める高配当株投資術』を読んでみました。(前編)

投資

昨日の日経平均は、『27,619.61円』(前日比ー31.23円)とガッカリモード継続。

昨日は、出光興産が前日比『+65円』の『3,535円』まで戻してきたので、含み損はちょっとだけ少なくなりました。

今日の日経平均は『27,626.51円』(前日比+6.90円)と微増。

出光興産はせっかく昨日値上がりしたのに、今日も『ー15円』。

キツイなぁ〜。(╥﹏╥)

休むも投資

投資の格言に『休むも投資』というものがあります。

私は強制的に投資を休んでいますが、こんな時こそ勉強する時!

今日は古本屋で見つけた『10万円から始める高配当株投資術』をご紹介したいと思います。

著者紹介

著者の『坂本彰』さんは、株式会社リーブルの代表取締役です。

前職はラーメン屋さんで、サラリーマン時代に10万円の元手で投資を始めて、億り人になられた異色の経歴の持ち主。

現在は投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供されているようで、『日本株チャンネル』というYouTubeチャンネルも運営されています。

著作紹介

坂本彰さんの著作には、

  • 一生働いても貯められない1億円をすごい小型株に投資してつくる本
  • 給料は当然もらって、株で10万を1年で月収20万に!
  • 俺の株式投資術
  • 60歳から10万円で始める「高配当株」投資術

   

などがあります。

しん
しん

『小さな資金で稼ぐ』ということに主眼を置いた著作が多いようですね。

10万円から始める高配当株投資術

しん
しん

それでは『10万円から始める高配当株投資術』をご紹介したいと思います。

知っておくべき7つのこと
  1. 『まさか』の出来事はチャンス
    予期せぬ出来事は、有望株を割安で買えるチャンスと捉えよう。
  2. 日本とアメリカの深い関係
    1. 日経平均株価の採用銘柄は輸出関連企業が多いこと
    2. ニューヨークのマーケットが大きいこと
    3. NYダウは歴史が古く、参考指標としての信頼性が高いこと
    以上の3点から、常にNYダウは世界中の投資家から注目・参考にされているため影響度が高いことを知ろう。
  3. マイナス金利導入が株価に与える影響
    マイナス金利になると、銀行が企業にお金を貸し出す際の金利も低くなり、企業にとってはお金が借りやすくなるが、銀行は金利収入が減るので経営は厳しくなるということを理解し、プラスの面とマイナスの面を知ろう。
  4. 日米の金融政策
    金利が上がると、利上げは株価にとってマイナス材料になる。
    日銀やFRBが発表する金利政策やマイナス金利の動きは必ずチェックしよう。
  5. 株価上昇
    日銀短観、先行指数、一致指数、運行指数を知り、成長株のヒントを得よう。
  6. 株価下落
    景気循環と一時的下落のリスクに注目しよう。
  7. 株価暴落
    予測できる悪材料は一時的な下落で終わることが多い。
    急落時こそが最大の買いチャンスと知ろう。
買ってはいけない5つの株
しん
しん

坂本彰氏曰く、

 

最高のリスクヘッジは『買ってはいけない株』を買わないこと。

じゃあ、『買ってはいけない株』とはどんな株でしょう?

  1. 多額の有利子負債がある会社
    会社四季報に載っている『利益剰余金』から『有利子負債』を引いたのが『貯金』。
    有利子負債は最新決算発表の年の純利益学の10倍までの会社を選ぼう。
  2. 売上や利益が毎年大幅に動く会社や業種
    過去の業績をチェックして、2〜3年に一度赤字決算があるような赤字体質の会社は買わないようにしよう。
  3. 高いPERの会社
    基本は15倍以下なら割安、10倍以下ならバーゲンセール。
    PERの高い銘柄は買わないようにしよう。
  4. コモディティ企業
    ビジネスモデルの模倣が多いコモディティ企業は、価格競争に巻き込まれる虞がある。
    『売上高(純)利益率=純利益÷売上高』を調べて、5%以上ならば高収益企業(合格)、10%以上なら非常に優秀と判断しよう。
    高収益企業の特徴
    1. ブランド力がある
    2. 独占、もしくは寡占企業
    3. 新規参入が難しい業種
    に該当しないコモディティ企業は買わないようにしよう。
  5. 不適切会計・粉飾決算が疑われる会社
    投資先の会社は信用できる相手であるべき。
    1. 何を販売して売上や利益を生み出しているか分からない会社
    2. 自己資本比率が低い会社
    3. 売上高に対する利益率がとても低いのに赤字にならない会社
    は買わないようにしよう。
買ってはいけない業種
しん
しん

次に『買ってはいけない業種』です。

私も、持っている業種があります。(꒪ཫ꒪; )ヤバイ

  1. 金融業
    金融機関はあまり儲かっていない上に、景気の変動がすぐに反動され、好景気になっても株価は上がりにくく、下がるのは他の業種よりも早くて下落が止まらないので、安易に手を出すのはやめましょう。
  2. 国際優良株
    株価も業績も安定拡大していくことはほとんどなく、『景気』『為替』『セグメント』が業績に影響を与えるので投資判断が難しいことから、買わないのが賢明でしょう。
  3. 不動産業
    財務面がいいとは言えず、株価の変動が大きすぎるので、避けるのが賢明でしょう。
  4. 航空機産業
    儲からない業種で、ライバルが強く問題点も多岐に渡るので避けた方が良いでしょう。
  5. バイオ関連
    他の4種類と比べても、段違いにリスクが高く、ギャンブル的要素が極めて高いので避けましょう。
一攫千金狙いをやめると運用成績が向上する

小さな利益の積み重ね、複利効果を活用して着々と増やす方がお金持ちになれる可能性は高くなります。

投資で負けると、それを取り返そうという心理が知らず知らずのうちに発生するので、一気に挽回しようとせずに、情報収集や業績を確認してコツコツと挽回しましょう。

まとめ

今回は、『坂本彰』氏の『10万円から始める高配当株投資術』の前半をご紹介させていただきました。

読んでいて、私も耳が痛くなることばかりで反省しています。^_^;

こういった先人の知恵を学ぶことができるのが、本の良いところですね。

次は後半部分の『有望な高配当株の見極め方』『高配当株で1億円儲けるためにすべきこと』についてご紹介したいと思いますので、よろしくお願いします。

明日こそ、株価が復活して欲しいです。

にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました