寝室に設置された東芝のエアコン。
このエアコンは家の売主さんが置いて行ってくださったエアコンで、居間から寝室に一度DIYで移設したものです。
もう20年くらい前のもので、最近効きが悪くなってきたので買い替えることに。
新しいエアコンは楽天市場で購入したので、取り付けは地元の電気屋さんに頼みます。
既設のエアコンは自分で撤去して、別の部屋に取り付けようと思ったんですが、撤去する作業をしていたらかなり痛んでいた様子だったので、処分することにしました。
必要な工具
エアコンの撤去に必要な工具は次の通り。
- プラスドライバー(インパクトドライバー可)
- マイナスドライバー
- モンキーレンチ:2本
- 六角レンチ
- ペンチ(ケーブルを抜くのに使用。なくても撤去は可能。)
エアコン撤去手順
以前移設した時に自分で撤去・設置したので、エアコンの撤去は2回目。
久しぶりの作業なので、作業手順は念のため、いくつかYouTubeを見て確認しました。
今って、本当に便利。
基本的な作業手順は次の通り。
- エアコンを強制冷房運転して、予備運転する。(機種や時期によって変わる。10分くらい。)
- 冷房運転できていることを確認する。(冷たくならない場合は、ポンプダウン不可らしい。)
- 室外機側面のカバーを外す。
- 配管のカバーを外す。
- 2種類ある配管のうち、細い管(ガスの出口側)のバルブを六角レンチを使って全閉する。
- そのまま3分間待って、冷媒を回収する。
- 太い管(ガスの入口側)のバルブを全閉する。
- 室内機のコンセントを抜いて、エアコンを停止させる。
- 配管を室外機・室内機から外して撤去する。
今回のエアコンは、自動運転ボタンを10秒以上長押しすることで強制冷房運転する仕組みでした。
注意事項
ポンプダウン作業を失敗すると、室外機が爆発する事故が起こる危険性があるそうです。
これは、冷媒の回収作業(ポンプダウン)中に空気が混入することで起こるらしいです。
こんな感じでちゃんと注意事項が表示されています。
DIYは事故が起きても自己責任です。
不安な方は、ちゃんと業者さんに依頼してください。
絶対にしてはいけないのは、
- 冷媒を回収する際に、配管の接続部分のナットを緩めない
ということ。
これをすると、配管の緩みから空気が混入して事故の元になります。
ということは、配管の取り付けが悪いと事故の虞があるということですね。
ポンプダウンが済んだら、配管をエアコン本体から分離します。
先に配管を本体から分離しないと、室内機が取り外せません。
また、室内機から室外機に電気のケーブルが伸びています。
室内機側・室外機側のどちらもケーブルを刺した後にロックされる仕組みになっています。
室外機から外すと仕組みがよく分かります。
マイナスドライバーで決まった部分を押し込み、ロックを解除した状態でケーブルが抜ける仕組みになっています。
ずっと押し込んでおかないと抜けないので、結構大変です。
室内機側はケーブルのスペースが狭く手が入らないので、ケーブルを再利用しないのであればペンチなどの工具で外した方が、力が入りやすくて抜きやすいです。
室内機本体は、壁に取り付けられた背もたれみたいな部品に上から引っ掛けてあります。
手前を持ち上げて少し角度をつけた状態で、上にスライドさせると外れる仕組みになっていると思います。
機種ごとに違いがあると思いますので、ネットで据付工事説明書を確認して作業してください。
まとめ
今回は、エアコンの撤去作業について書かせてもらいました。
配管に取り付けられたカバーを取り外したりと、ゴミを分別する作業を含めて作業時間は概ね1時間程度で済みました。
ポンプダウン自体はあっという間に終わります。
ポンプダウンは事故が起こる可能性がありますし、エアコンは結局処分するのにもお金や手間がかかります。
私のように移設するつもりでなければ、業者さんに依頼した方が安心で楽だと思います。
自分でやってみようと思われる方は、あくまでも自己責任でお願いします。
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