古本屋でたまたま手に取った『スティーヴン・ガイズ』さんの著作『小さな習慣』。
本に倣って、1日2ページ読むことを決めて毎日取り組んできました。
222ページに渡るこの著作ですが、今日本を読み切りました。
1日2ページという本当に簡単な目標ですが、取り組んでみると本当にこの『小さな習慣』というのが素晴らしいということが良く分かりました。
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目標は笑ってしまうほど小さく
先日、偶然流れてきたショート動画に触発されて、1日50回の腕立て伏せを目標に取り組んだことがありました。
普段から筋トレを習慣にしている方から見れば鼻で笑うような回数かもしれませんが、そうじゃないと50回って結構きつい。
時々忘れながらも1ヶ月くらい続けましたが、いつの間にかやらなくなってしまいました。
今は小さな習慣を勉強したので「1日1回腕立て伏せをする」ということを目標にして取り組んでいます。
1日1回腕立て伏せをするのが目標なので、1回で目標達成。
50回しても100回しても良いので、とにかく1回腕立て伏せをすれば良い。
このように、人に話したら笑われてしまうくらい簡単に達成できるように目標を小さくすることがポイント。
目標は大きくしない
毎日腕立て伏せする習慣が続いてくると、目標回数を10回、20回と増やしたくなるでしょう。
本を読むのだって、2ページと言わず5ページ、10ページと読むようにしたくなるはず。
だって、1日1回以上の腕立て伏せや1日2ページの読書という目標が、あまりにも簡単に達成できてしまうから。
自分はもっとできると思いますよね。
でも、目標は小さいまま変えないでください。
もし目標を大きくして達成できなかったら、そのことが失敗体験となってしまいます。
その失敗が原因で、毎日やるという目標を達成できなくなるかもしれません。
時間のない時、やる気が起きない時ってどうしてもあるじゃないですか。
「目標回数を増やしておいてそんな時だけ1回にする」そういった誤魔化しはNG。
だから失敗を起こさないように、小さな習慣では目標は小さいままにしておいて下さい。
たくさんするのは本人の自由で、あくまでも目標は小さく設定する。
これがポイントです。
その小さな目標が、現状維持をしたい・サボりたいという脳の作用をすり抜けて、目標を容易に達成させてくれるんです。
目標は3つまで
あまりにも簡単に達成できる小さな目標は、たくさんの目標を設定しがちです。
ここに注意が必要です。
どうしても目標を4つ以上にしたいというならそれでも構いません。
ですが、簡単に達成できる小さな目標とは言え、数が増えればそれなりに手間も時間もかかります。
小さな習慣は、目標達成率を100%にすることを目指しています。
95%でも99%でもなく、100%なんです。
なので、最初はとりあえず3つくらいの目標を設定してみましょう。
目標を達成し続けることが習慣となり、気がついたら習慣が変わっていることでしょう。
まとめ
『小さな習慣』という素晴らしい本に出会ったのでご紹介させてもらいました。
- 人に話したら笑われるくらい目標を小さく設定する
- 設定した目標は誤魔化さずに毎日達成する
- 気がついたらその小さな習慣が毎日の習慣になっている
本書には脳の特性など理由が色々と書いてありますが、おおまかに言えばこの本の内容はこういったもの。
本当に人に話したら笑われるくらいに目標を設定することがポイントです。
小さいながらも目標を設定して、毎日取り組んで良い習慣をつけましょう。
その習慣が、きっとあなたの未来を変えてくれることでしょう。
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