ガスコンロの設置は業者に依頼しないといけないんでしょう?
私、ずっとそう思っていました。
だから、引越しの度に業者さんに設置してもらっていました。
業者さんに依頼すると、当たり前ですがお金を取られます。
ネットで調べたら、今は『5,000円から1万円』くらいが相場らしい。
でも、最近でこそYouTubeで色々なDIYが紹介されていますが、昔からガスコンロの交換ってDIYの本に載っていたんですよね。
できることなら、このお金を節約したい。
そう思って調べてみたら、別に据え置き型のガスコンロの交換に資格は必要ないみたい。
ということで、ネットで買った据え置き型のガスコンロの交換を自分でやってみることにしました。
最初に
ガスコンロの交換をするには、当たり前ですがガスホースを抜き差しする必要があります。
このガスホース、油汚れがこびりついて汚いし、なかなか取れません。
これがガスコンロ交換の最大の難関。
我が家は交換前のガスコンロを10年使ったので、油汚れも10年分。
ダイソーのセスキ粉末を水に溶いて、しっかり噴霧して拭き取る作業を繰り返し、なんとか取り外すことに成功しました。
普段掃除しない場所なだけに、どうしても汚れが溜まりがち。
今回の経験で、ガスコンロのホース周りはこまめに掃除するか、時々ガスホースを交換しようと心に決めました。
ちなみに、ホースをさす時は、接続口を水で少し濡らすと入りやすいようですよ。
据え置き型の交換方法
据え置き型のガスコンロの交換方法は本当に簡単です。
説明書が入っているので良く読めば大丈夫だと思います。
簡単に書くと、
- ガスの元栓を閉める。
- ガスホースを外す。
- 本体を交換する。
- 新しいガスホースと本体を取り付ける。
- ガスの元栓を開けて、ガス漏れがないかどうかを確認する。
- ガス漏れがなければ点火確認する。
たったこれだけです。
ガスコンロ交換時の留意事項
注意したい点は5つです。
- 機器がガスに対応しているか
- ガスホースが機器と元栓に対応しているか
- 事前にホースにバンドを通しているか
- 規定の位置までしっかりとホースが挿入されているか
- 取り付け後の確認を確実に行う
1. 機器がガスに対応しているか
ガスには都市ガスとプロパンガスがあり、ガスコンロも当然対応するガスごとに違います。
購入する際に確認していると思いますが、古い機器にもこんな感じで対応ガス等が表示されていますので念のため確認しておくと安心です。
2. ガスホースが機器と元栓に対応しているか
ガス栓や機器側の接続口には種類があるようです。
私が今回購入した機器は「ホースエンド」と呼ばれる接続口に対応しているものでしたが、「迅速継手」という接続口もあるようです。
せっかく買ってきたホースが使えなくては大変です。
ガス栓の接続口も確認しておきましょう。
ホースにもガスの種類や呼び径、製造年が表示されているので、買いに行く前に写真を撮っておくと良いでしょう。
下の写真の『9.5』が『呼び径』、『1502』は『2015年製』ということのようです。
3. 事前にホースにバンドを通しているか
抜け防止のため、ホースに同梱されている専用のバンドを使用しますが、事前にホースにバンドを通していないと、ホースを差し直すハメになります。
バンドは元栓側と機器側の両方につけるので、通し忘れがないか確認しておきましょう。
4. 規定の位置までしっかりとホースが挿入されているか
ホースエンドには赤い線が示されています。
ホースはホースエンドの赤い線が隠れるまでしっかりと差し込んでください。
差し込みが不十分だとガス漏れの原因になるので、特に注意しましょう。
5. 取り付け後の確認を確実に行う
取り付け後は、ガス栓を開いてガス臭気がないか必ず確認しましょう。
異常がある場合は、ガス栓を閉じてそれぞれの接続状態と外観を点検して、再度接続し直します。
ガス臭気がある場合は、火気を絶対に近づけないことはもちろんですが、電気や換気扇のスイッチを入れてはいけません。
原因が分からない場合は元栓を閉めて換気し、諦めて業者に取り付けを依頼しましょう。
まとめ
今回は、据え置き型ガスコンロの設置について書かせてもらいました。
設置自体は非常に簡単で、30分もあれば清掃を含めて作業は終わると思います。
この作業を自分でやったことで、5,000円浮きました。
ただし、DIYは自己責任です。
ガスに関する作業なので、火災の虞はもちろんのこと、ガス漏れなどにより生命に重大な事故が起こる可能性はあります。
もしも不安な場合は、ちゃんと業者さんにお願いして下さいね。
コメント